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文芸風前会

マリオ買った?

2020.09.24 14:28

この間、マリオ3Dコレクションが出たわね。

サンシャインで遊びたいからあたしも買ったけど、難しすぎて投げそう。

ギャラクシーに逃げてる。

さて、ちょっと忙しかったので、久々の更新。別になんかお知らせとかあるわけじゃないけど。

いや、お知らせはあったな。

あたしの所属する文学サークルの冊子が頒布開始しているわ。今回は、初めてのWeb販売という形式。詳しくは、前記事あたりを見てね。

まあ、あたしの原稿は今回無いんだけど。

そんな事もある。

次は書く!

『ミッドサマー』を見た。

いわゆる奇習を題材にしたホラーというのは少なくないけれど、誰が、何故毒牙にかかるのかわからない展開にはとてもハラハラした。

また、ともすればあからさまとも言える形で先の展開を匂わせつつ、それらの手段となるイラストそのものも嫌な生々しさを孕んでいたのは見事。あざとさは巧妙に隠され、ふと気づき直した時にゾワゾワとさせてくれる。ホラーの醍醐味だ。

全体通して“性”というものがテーマとして横たわるにも関わらず、見ながらリビドーを感じることはない。これは、アリアスター監督の絶妙な色彩感覚によるものだと思う。

あと、描写は省くけど、画面的にひたすら嫌悪感が勝るのもある。

それから、舞台設定の巧妙さ。ごく限られたシーンを除いて、全てが明るい時間に撮られている(白夜の地域で、暗い時間がほぼ無い)ので、作中のキャラクターにシンクロするかのように、鑑賞者まで疲れてくる。明るいのに晴れやかではない、不思議な空を見続けるような感覚は、没入感をより深める。

シナリオについてはネタバレに配慮してあんまり言えないけど、見事な映画だった。なにぶん、悪趣味ではあったけど。

ビョルン・アンドレセンが出ていたというのが1番の驚きだったかもしれないわ。

『竜の道』全部見終わった。

お辛い展開が最終話はなんと2時間SP。流石に疲れた。

全編通して復讐というものの意義を問われる。反対するヒロイン、揺らぐバディなど王道を押さえている感じ。役者で魅せていくのかな、と思ったら、最終話で出した答えはなかなかの物だった。原作は作者急逝により未完だそうだけど、オリジナルであの落とし所にしたなら上等なものだと思う。詳しくは、見たり調べたりして欲しい。

役者陣も申し分なかった。際立ったのは、やはり玉木宏と高橋一生の主演コンビ。ある種まっすぐ芝居する玉木を、高橋があらゆる小技で立てていく。チグハグ兄弟になるかと思いきや、ピシャリとハマったと思う。

また、遠藤憲一演じる敵役も、「悪たる悪」と「汚い以外の手段を知らない男」の絶妙なバランスで成り立つ好演だった。妻役の斉藤由貴と絡んだ時の演技が特に際立っていたと思うけど、やはり優れた役者はブースターにもなり得るってことかな。

あとは、セカオワの主題歌。普段のあたしは「セカオワ笑」ってな感じなんだけど、この主題歌はかなり良かったと思う。

毎話の「ここ!」っていう王道すぎるタイミングでバーン!と流して全然いけてたのは、曲の力だった(そもそも全体的に、演出やロケーションがダサかった)。

なんにせよ、やっぱ高橋一生は凄い。毎話光を放ってた。

珍しく真面目な感じで終われたと思う。あたしのオトモ妖精が代筆してくれたからね。

これは冗談が通じない パグ。



おわり!