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Oimachi Act./おい街アクト

話題作と名作が一致しないのが映画の世界。 売れる映画を創り続けているアメリカ

2020.09.28 03:00

映画も時代と共に魅力、価値観は変わっていく。

映画もヒットしなければいけないという宿命を背負っている。

数は力の論理がこの令和の時代に入っても続いている。

この「さよなら ミス・ワイコフ」は1978年の作品。

主人公は不安定な気分で悩む女教師。

男性経験のない彼女は、更年期障害と診断される。

ある日、黒人の男子学生にレイプされてしまう。その噂が広がり、やがて学校を去っていくことになるという単純なストーリー。


女性の特有の自律神経失調症をアメリカの黒人差別の強い田舎町での出来事をベースに、女性の生き方を描いた。

当時の映画の宣伝コピーが「凄まじいレイプ・シーンの連続」とヤジ馬根性をかき立てたのか、それなりにヒットした。


教師である前に一人の女性であることが大切である、と考えたのか、性的好奇心でレイプされた女性がその後も性欲をかき立てられるのか?

と意見が当時、大きく分かれた記憶がある。

人それぞれの考え方の違い、価値観の違いはあって当然。

1978年だとアダルト・ビデオのない時代だったと思う。

それなりに性的描写への好奇心は当時の男女ともに、強かったのだろう。今はこの映画はヒットしないと思うが…。

「さよならミス・ワイコフ」

(1978年 米作品)

映画/マーディン・J・チョムスキー

原作/ウィリアム・インジ

出演/アン・ヘイウッド、ロバート・ヴァン、ドナルド・プレザンス/他