ひさーしぶりのクック望遠鏡
2020.09.27 05:51
2020.9.26 星空ウォッチング
新型コロナウィルス感染拡大に伴い中止されていた、星空ウォッチングが再開されて数回が経ちました。三密や感染を避けるために、星空ウォッチングは「肉眼で見える星を探そう」というコンセプトのもと、望遠鏡を使用せずに開催しています。接眼レンズを介しての感染を防止するための措置です。
そのためクック25cm屈折望遠鏡は、常にドーム内での待機の日々が続いています。
それならばということで、月や木星・土星を、クック望遠鏡で撮影させていただく許可をスタッフの方からいただきました。(星空ウォッチング前の、プラネタリウム解説等で使用していただくための資料作りの一環です。)
残念ながら撮影中も天候は安定せず、木星と土星は撮れませんでした。
(上の写真は、当日ポートライナーから写した虹と雲の様子です。その後も、移り変わりの激しい空の状態が続きました。)
薄雲を通しての撮影になりましたが、ひさーしぶりのクック望遠鏡の月の姿に、心がほんわかとなりました。(クック社25cm屈折望遠鏡F15,セレストロン8-24mmズームアイピース,キャノンパワーショットS95コリメート撮影)
(参考文献)
月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018