光源減衰(こうげんげんすい)
2020.09.27 13:00
昔、電球を買ってきて
取り替えた直後は
とっても明るくて「まぶしー!」の印象が
だんだん落ち着いて
取り替える間際になると
暗くなってきているよね、というのが
『光源減衰』
取り替えた直後、
一番明るい時の明るさを『初期照度(しょきしょうど)』と呼び、
照度計算をご提出する際などは
その計算数値が「初期」なのか
使い続ける経年劣化等の掛け率がかかっている
「維持」(維持照度)なのかをお伝えする。
上記 パナソニックさんのグラフのように減光していきます。
LEDはこの減光(率)が低いと聞いていますが・・
結構、減光を感じます・・
全体的に光束(こうそく=出ている光の量)が減っているのか?
明るさを感じる波長の方なのか?
ちょっと、聞いてみたいと思います。
寿命が長い、をメリットとしてご紹介されているLED光源・・
まだまだ新光源、わからないことも
走りながら、検証、の部分がありますね・・
もう従来光源(蛍光灯など)をご提案する機会は、全くなく
昨年、一昨年は演色性(色の見えの評価指数)が高い蛍光灯を入れ替え案として
ご提案したのみで、今年はそんなご相談もゼロ。
もう、ランプメンテ(電球など光源を取り替える)なんて言葉も
なくなっていくのかもしれない、ですね。
光環境設計室
きくはら けいこ