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地球の『大気』と生命の『保護膜』

2020.09.01 15:45

「空気を感じよう」とはいうものの、悲しいかな、無防備に感じてしまっては危ないこともある現代。

地球を守る大気の働きから、私たち一人ひとりの生命を取り巻く保護膜について考えてみたいと思います。

地球には宇宙から色んな波が降ってきます。生命を育む光や熱エネルギーもあれば、浴びたらひとたまりもない有害な放射線もあります。地球の大気の層は、安全で有用なものは地上に届け、地球の生命にとって有害なものはブロックやフィルタしてくれています。

この働きは、「大気の窓」と言われます。まるで特定の領域のものだけに窓が開くようだというのです。例えば、虹として見えるような領域の光や、人工衛星と地球の間で使っている波などは、窓を通ることが出来ます。

そして大気は、太陽の熱などを循環して地上の生命を育み、不要なものはまた宇宙へと排出してくれます。


地球の大きさをゴルフボールだとすると、太陽は土俵サイズ、木星はバランスボールくらいだとか。

大気の膜は、ゴルフボールをラミネートしたくらいのイメージでしょうか。

そんな極薄の大気が、宇宙との出し入れを選別し、地球を守ってくれているのですね。


この大気と同じ働きが、一人ひとりの周りにもあると考えます。

「見えないもの」は「ない」とする風潮もありますが、大気の存在を否定する方はおられないでしょう。

これを読んでくださる方は、生命の『保護膜』についてどうイメージされるでしょうか?

上で書いた地球をあなたに置き換えて、「あなたには周囲から色んな波動が押し寄せます。」と読んでみると…?

次回は、『保護膜』についてもう少し考えていきましょう。