Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

邪気を排出する

2020.09.22 15:10

『グリーンマイル』という映画があります。アメリカの刑務所が舞台で、看守役のトム・ハンクスと、不思議なチカラを持つ死刑囚の男性のお話。(ネタバレごめんなさい。)彼は、病んだ人の邪気を吸い取って吐き出し、重い病気も癒やすことができました。それを観たとき、「これ!これ!」と思いました。

あらすじ 2分30秒~、6分30秒~にそのシーンがあります。)

ケアは、肉体や保護膜に溜まった邪気を排出する手立ての1つだと思います。ここで言う邪気とは、病気に巣食うネガティブ・エネルギーやストレスや疲れのような、私たち生命の自然の流れを滞らせるもの。生きて暮らしていれば、誰でも毎日溜まります。ただ、放っておくと悪さをするので、なるべく早く排出・浄化できると良いですよね。


クライアントさんのケアをしたり、セルフケアをしたりしていると、いろんな形で邪気が排出されるのが分かります。ゲップや咳、涙、オナラが出たり、お腹がギュルギュル~っとなってトイレで〇※★▽■◎したり。出るとスッキリするものです。

先日初めてケアを受けてくださった高齢の女性は、酷い腰痛で歩くのも辛いとのことでした。うつ伏せの腰に触れると、突然咳が出始めました。

「なんでか…ケホッ…咳が…ケホッ…止まらなケホッ…。」

ご自身に自覚はなくても、このようなことはよくあります。自分で自分を調整されているのだろうなぁと眺めています。ケアが終わると、お目目パッチリ、スッキリした顔をされていました。

ケアなんて言葉を使っていますが、ゆったり呼吸したり体を撫でさすったり、極々単純なことで良いんです。リラックスして体が緩み始めると、こういった排出の反応が現れます。「これって排出してるんだ~」とイメージすることで、ますます良く働くようです。映画のイメージは参考になりますね。


映画では邪気を全て一旦自分の体に入れていますが、それは危ないし、凡人の私には出来ません。自分のエネルギーを自分で整えるお手伝いとして寄り添うよう心がけています。とはいえケアをしていると、クライアントさんの代わりにゲップが出ることも度々です。クライアントさんご本人と私、2人がかりで邪気を浄化しているのだなぁと感じます。人に手を当ててもらうと、セルフでは抜けないものも抜けていくもの。やっぱり触れ合うって大切ですね。