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breath works _ 「 呼吸」

外側へ向かう意識を内側へ

2020.09.27 23:52

みなさまお元気ですか。

久しぶりのブログ書かせていただきます。


昨日は箕面にあります

音羽山荘という処に伺いました。


友人たちの企画があり行った次第です。


その場所は、箕面の滝までに向かう山道の途中、趣のある建物。

通常は宿泊される方のみが入れる特定の素敵な場所です。

結婚式なども行われてるような。

その企画を始めて伺ったときに、


" 着物で行きたい!"


という想いが浮かびました。


浴衣以外なにも持っていないわたしは、どうやって着物を着るでしょうか。


その初めの想いを密かに抱えながら生活していました。


職場でふとしたときにその場所のこと、着物で行きたい気持ちを同僚に何気なく話しました。

すると、着物一式貸していただけることになりました。

いくつか写真を撮ってきますといい、お借りすることになりました。


着物が現れました。


こんどは着付けを自分でできるかどうか、浮かび、わたしは自分ではできません。


誰かに教えていただきたい、という想いを密かに抱いていました。


そんなとき、友人と喫茶店でお茶をしていたら、友人の友人と偶然お会いしました。


その方は自分で着物を着られる方で、教えてくださることになりました。


そして、一度習い自分では着れないと諦めたと同時に、イベント当日に着付けてくださることになりました。



そんな流れの中、当日は雨が降ってしまったら着物は諦めよう、という想いが浮かびましたが、当日も晴れました。


そして無事に、この場所に着物で伺えたのです。


5人の方との御縁、全て借物、そしてトータリズムのわたし。旅日記を書きたかったわけではないのです。


" おでかけする。"


その中に、さまざまな気づきがありました。


願望の具現化ではあります。


まずはネガティブな心の動きがあっても、

顕れたことを信じる。


外向きに意識がいくと、着物を着た珍しい人がいるという、どう見られているかに気持ちがいく私でしたが、草履で歩く歩き辛さが意識を内側へと向かわせます。


どのような歩き方なら痛くないか。


背筋が丸くなると着物が崩れるから、姿勢を保つ。


動きが制限されますので(私が慣れていないという意味で)ちょっとした衝動買いもできませんでした。


珈琲を飲む仕草さえ、背筋を伸ばして、袖をきにし、食道を通る珈琲さえ意識するようでした。



日頃、なんと身体の動きに無意識なことか、というきづき。


大股で歩く自由さ。


これからも着物は着ます。


日本人として

女性として

生まれた風情を

感じさせてくれる。


枠の中にいること

枠からの解放と

その狭間にある

空の意識を

その裡に体感する


素晴らしい日でした。


お読みいただきありがとうございました。