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PROTEX-M55%綿45% MVSとリング紡績糸

2020.09.28 07:20

皆様こんにちは。株式会社フォーリン HP更新担当の野村です。


今回はこちらのPROTEX-M55%綿45%の混紡糸に関してご紹介していこうと思います。

PROTEX®とは㈱カネカが開発した難燃繊維であります。

PROTEX-MはPROTEX®の内、もっとも難燃性に優れております。

もしくは下記記事にて難燃性能に関して記載しておりますので、是非ご覧ください。


さて、本題のPROTEX-M55%綿45%ですが、混紡糸となっております。

素材難燃糸の多くは混紡、交編、交織等によって、難燃の機能が落ちる傾向があります。

そのため、素材難燃糸を使用する場合。生地のほとんどをその素材で統一する必要があります。

ですがこちらのPROTEX-Mは、混紡性に優れており、綿と混紡することで、難燃性(LOI値)を高めることができます。


PROTEX-M100%の糸と、綿糸を交編、交織しても効果は見込めますが、最大限難燃性を高めるには、混紡糸が最適であるかと思われます。


こちらの糸番手は20/1のみとなっておりますが、リング紡績糸とMVS糸の2種類にて作成しております。(他番手でも対応可能です。ご相談ください。)

リング紡績糸とMVS糸に関しては、過去にこちらの記事にてご説明しておりますので是非どうぞ。

簡単にご説明いたしますと、リング紡績糸は柔らかい肌触り、MVSはしゃりっとした肌触りに仕上がります。


見え方はこのぐらい違います。

上がMVS糸、下がリング紡績糸となります。

圧倒的に上のMVS糸の方が毛羽が少ないことが、わかるかと思います。

MVS糸は毛羽が少なく、ピリングに強い糸であることが、この見た目からもわかるかと思います。


興味がありましたら、下記お問い合わせフォームよりどうぞ!