『ラストレースへの想い』・三浦彩朱佳
4年生にとってラストレースとなる全日本大学選手権(インカレ)が近づいています。そこで、引退前の4年生にブログを書いてもらいました!
各自様々な想いを綴っています。是非ご一読ください!!
今回の担当は 三浦彩朱佳(文4・青森=青森)です。
私は、ノミの心臓
「お前は本当にノミの心臓だな!笑」これは、小学生の時のミニバスの監督の言葉です。身体は他の誰よりも大きいくせに失敗が怖くて、その身体を活かしたプレーができなかったことで言われてしまいました。そんな事を言われたのがとてつもなく悔しかったのと、恥ずかしかったのを未だに覚えています。というか、衝撃的すぎて忘れられません。
そこから私は、「脱ノミの心臓」で生きよう!と決めました。が、私の生活を振り返ってみると、多くの場面でノミの心臓を発揮していました。(笑)
県大会優勝が懸かったバスケの大会で、自分にボールが来るのが嫌でコート端でひっそりと息をひそめていたこと。問題を解き終えているけど、間違えたら嫌だから手を挙げなかったこと。試合前に緊張しすぎて、時間ギリギリまでトイレに行っては会場に戻りを繰り返したこと。高校の大会でステッキボートにつけた後にミスオールのことばかり考え、勝手にあがってしまいグリップが手汗でびしょびしょになってしまったこと、、、、。
1つ1つ挙げていこうとするとキリがありません。こんなので何が「脱ノミの心臓」だよ、と思いますよね。私も思いました。
しかし、そんな私でも強豪早稲田大学漕艇部に入部し、様々な波に揉まれながら生活し続けた結果、鋼のメンタルを持てました!!!
と言いたいところですが、鋼のメンタルを自身に備えることはできませんでした。申し訳ありません。
ですが、同期はじめ、先輩や後輩、監督コーチ、家族が支え続けてくれたおかげで4年間、ノミの心臓なりに頑張ってくることができたと感じています。本当に、感謝してもしきれません。ありがとうございました。
ノミの心臓でもやるときはやる、を見せつけます。絶対に勝ちます。応援、よろしくお願いいたします。