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Atelier Soleil

2020.10.2.牡羊座満月の星読み

2020.09.28 13:00

朝06:06、日の出直後に満月です。

俗にいう「ライジングサン」です。って、先日知ったばかりの言葉。個人のネイタルホロスコープであれば一生つきまとう(と言い方悪いですが)配置だけれど、満月の場合はどう読むのかな?

感覚としては、地から風への伏線として、月の時代から太陽の時代へ、というのが現れているような気がします。山羊座の裏側は蟹座(月が支配星)、水瓶座の裏側は獅子座(支配星太陽)です。山羊⇨水瓶の前に同じエレメントで乙女⇨天秤のサイン交代があったわけですが、その直後、月が満ちたかと思ったら沈んでいるのです。宇宙の計らいがおもしろすぎる...


もひとつ、天秤座の太陽は、一説にはフォール(下降)の配置とされるのですが、ここでライジングサンが強調されるのも意味深です。

天秤座の調和とは、個を押し出しすぎず、行きすぎると他者を尊重しすぎてしまうため、太陽の力が弱まってしまうのでしょうか?

でもでも、日本のそれと海外とはまた異なるような気もして、けっきょく日本でも、自我を抑えすぎて苦しくなってしまうことが多いのではないでしょうか?その辺の加減がわからなくなって何度も自滅してきた私です。それもつまりは自分軸を失ってしまったということかもしれません。


太陽の復権にあたって今までとは違うところは、月の未熟で剥き出しの自我を押し出すのではなく、己と調和した自我を打ち出していくことです。最初からすべて他者に任せるつもりでなく、自分に無理のない範囲を理解したうえで他との調和するバランスを見つけていくこと。

微妙な、でもタイトなマイナーアスペクトで満月に絡む牡牛座の天王星が価値観の変革を促しています。牡羊座の火星は逆行しつつ、順行に戻った土星と隣りにある冥王星に横槍を入れ続けます。


これは私だけの問題ではないと思うんですよね。というのも「西洋占星術」というのをベースに読んでいますが、これほど浸透しているわけで、魂的にもしっくりくると思うんですよね。そこにこれまでの地の時代的な日本の偏ったやり方や在り方を当てはめても、もはや機能しません。

牡羊座満月は経度が変われば「ライジングサン」とはならないんです。「日出る国」ニッポンでそれが起きることをどう捉えるか、です。

月的なものにはその良さがあるのかもしれないけれど、太陽がなければ地球の生命は生きていけない。


「目覚めよ!」

春分頃からずっとこのテーマが呼びかけてきています。