台湾産サバ水煮缶との邂逅。(感涙)
私はサバ水煮缶が大好き。
日本にいたころはよくサバ水煮缶を買って、そのまま食べたり、パスタや素麺の具に愛用していた。
台湾で暮らすようになってから、スーパーでサバ水煮缶を探してみたのだが、台湾メーカーのツナの水煮缶はあってもサバの水煮缶を見つけることができなかった。
サバはどこにいっても、トマト煮込みの缶詰か、あっても味噌味。しかも砂糖が入っていて、私的には非常に甘い。いくつか買ってみたこともあるけど、甘すぎて使いにくいものばかりだった。
宜蘭でサバがたくさんとれるんだから、きっと水煮もあるはずと、スーパーの缶詰売り場でツナの水煮缶を買うたびに、サバの水煮はないものだろうか探し続けたこの9年。
もうメーカーに問い合わせしちゃおうかな、と思っていた今日この頃。
ついに!
先日、久しぶりに出かけたカルフールでサバの水煮缶に出逢うことができたのです……!!(瀧涙)
見つけた時は、「どうせまたツナかな……」と思ったけど、まぎれもなく「鯖」の文字。
前は無かったですよね、カルフールさま。
一体いつから、置いて下さるようになったんですか……?
しかも、3缶で100元って、ツナより安いし……!
なんてすばらしい……!!
いままで見つけられなかったけど、出逢えて本当に、嬉しい!!
ありがとう、カルフールさま!!
もしかして最近の糖質オフブームで、こういうのも台湾の人にも求められるようになったのかしら……。
あんまりうれしくて、思わず3缶パックを2セット購入。ほくほく気分で帰宅したわたくしでした。
こちらが材料表示。
正しく、サバ、水、塩のみ。
変な砂糖とかアミノ酸とか入ってない! すばらしい!
固形量145gだから、日本で売ってるサバ缶とだいたい同じくらいのサイズ。
3缶100元だから、1缶33元くらい。日本円だと120円くらい?
ツナより安いのもいいね♪
缶を開けた中身がこちら。
煮汁は分量が多めで、質感は非常にサラサラしていて、日本の高級品みたいにとろっとサバの脂が溶け込んでるような感じはまったくない。まさに水煮。
そのまま一口食べてみると、サバの身に脂はほとんどのっておらず、さっぱり(脂は水揚げした時期によるのかもしれない)。よく言えばヘルシー。
身は少しかたくて、ちょっとほぐしにくい感じ。骨も一応食べられる柔らかさに煮込まれているけれど、日本の某メーカーの物のようにほろほろ崩れる系ではない。
思うに日本のメーカーのは、たぶん圧力のかけ方とか、煮込みの技術に何か違いがあるんだろうな。
総合的には、日本メーカーの安いサバ水煮缶の方が美味しいと思うけれど、料理に使うには十分。
さっそく、このサバ水煮缶ときのこで味噌煮込みうどんを作ってみたところ、脂のまったり感が足りない部分は、ごま油を加えるとなかなかいい感じの仕上がりになった。
うーん、美味しい。
これから、サバカレーとか、サバパスタとか、いろいろ作れるかと思うと、すごく楽しみ。
まずはお弁当にドライカレーとか作りたいな♪
カルフールさま、これからもサバ水煮缶、引き続き仕入れお願いします!
定期的に買いに行きますので!!