マレーシアの大学主催 国際的なオンライン展覧会"The bridge"公開されました!
マレーシアの大学が主催で、60ヶ国150人のアーティストがコロナ禍の期間に制作した作品が展示されている、オンライン展覧会"The Bridge"が公開されています!
中林可寶の作品も展示されています。
●オンライン展示期間 2020.09.15〜12.31
コロナ禍で国境を跨いでお互いの国に行ったり来たりできないけれど、オンラインではそれを超えて国際的に繋がり合おうという、"The Bridge"プロジェクトです。
私は、"A blue flower"という作品を展示しています。「心のひだから零れ落ちる、湧き出てくる、様々な気持ち・感情、といったものを青い花と泡のような白い粒々になぞらえて描いた作品」です。「内なる宇宙」というようなコンセプト。
コロナ自粛〜明けに制作し、7月の前橋の個展で展示後お嫁入り、今は前橋市内のお店に展示頂いている作品でもあります。
作品の語る微妙なニュアンス、筆や絵具やキャンバスの質感的なディテール、作品から醸される雰囲気、みたいなものは、正直やはり画面では伝わり切らないところはあるのですが。それでも、バーチャルな空間を歩けて、そこで各国のアーティストや作品たちと想いを共有し同時に発信できるというのはとても面白いし可能性を感じます。
なお、未来の技術的な広がりを考えると、あとは、"どこまで原画の再現性の精度が上がるか?"が肝かな、なんて思いました。
もともとデジタルで描けばそこは超えやすいかもしれないけれど、絵具は絵具で筆で描くという行為はやはり好きだし、希少性は逆に上がるかも、とも思えます。
ちなみに、展覧会を観て頂くのにArtstepsというアプリを使うのですが、「VR」モードにすると、より楽しめるようです。私も後で歩いてみます。
色々書いてしまいましたが、皆さま、未来の展覧会と情報の行き来の形、ぜひ体験してみてくださいね。
そして私の作品も探してみて頂けると嬉しいです。
最後に、きっかけを頂き並んで作品展示されてるアーティスト樋口愛子さん、このプロジェクト進めて開催して下さったマレーシアのアーティストSuzleeさん始めマレーシアのスタッフの方々に、心から感謝申し上げます。
※英語の展覧会解説、愛子さんの記事からお借りしました。
I'm joining online exhibition "The Bridge". Please check it! Thanks!
"The Bridge" - International collaboration art project curated by Suzlee Ibrahim, National Academy of Art, Culture & Heritage (ASWARA), Malaysia. The online exhibition with 150 artists from 60 countries.
※project' detail
https://www.suzlee.com/thebridge
※下記は、愛子さんの作品。