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じゅんじゅんホームページ

あん肝

2020.09.29 02:36

昨日仕込みしたもう一品はあん肝でした。

鮭の白子と並んで、個人的にベストオブ秋の味覚。

最and高ですね。

これを肴に、熱燗をですね。

おわかりいただけますね。

"定価で買わない"でお馴染みの私。

ぶりかまと併せても320+税。

値段と品の質に、非常にときめきます。至福。

多少の自覚はあったけど、こう連日値引き品を載せていくと、寧ろ賛称に値するレベルではないかと思う。言い過ぎか。

あん肝は水と一緒にボウルに入れて、洗いつつ筋と薄皮を取っていく。

ぼろぼろになるけどあまり気にしなくて良し。

しかし、几帳面が過ぎる私にはかなり神経を使う。THE完璧主義。

今回は自分で食べるだけだし、大きい筋を取るくらいで済ませた。

余計な部分を取ったら、塩と日本酒をかけてしばらく置き、臭みを取る。上の図がそれ。

日本酒、このまま呑みたいわ、と思いながらふりかける。我慢。

大きめに切ったラップの上にあん肝を乗せる。

薄皮めっちゃ残ってる〜。肝の原型留めてる〜。

下処理ちょっと雑過ぎたかな。

ここまで来たら気にせずいっちゃおう。

キャンディー状にまとめて、このままアルミホイルで同じようにキャンディー包みに。

沸騰させたお湯に入れて、再度沸騰したら火を止めて冷めるまで待つ。

これだけ。

下処理がちょっと面倒なだけ。

うわあ。隙間が。

もっときちんと薄皮剥がしとかすると、もっとミチっとします。魚肉ソーセージみたいにカッチリ。

自分用だから気にしない気にしない。

じゃじゃん!

良い色してますねえ。

オレンジと肌色のコントラストがたまらない。

遅めの朝ごはん。

玄米、目玉焼き、お味噌汁、キャベツとわかめのサラダ、バナナ。

そしてあん肝。

朝からあん肝食べる人。

これは試食会です。(言い訳)

ちなみに私は酸っぱいものが苦手なので、ポン酢もあまり得意でなくて。

あん肝はこのまま食べちゃう派。

もう少し下処理の塩多めでも良かったかなあ。

とはいえ、あん肝の吸い込んだ海のかほりが鼻の奥に広がって。嗚呼、良きです。

目を閉じると富嶽三十六景のザッパーンが見えそう。あそこにあんこうはいないだろうが。

雑と思われた薄皮は全然気にならなかった。今度からこのくらいでいこう。

今日もしみじみ、日本に生まれてよかった。