Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

【幸せ報告とお願い】

2020.09.29 04:34

✳︎一部加筆しました。

幸せ報告です。

先日、活動地より3頭の犬を連れて帰ってきましたが、羽田空港到着ゲートに、1人の里親さんがお迎えに来てくれていました。


彼女は私の大切な友人のバージルさんです。

今から13年くらい前、自作絵本の売り込みのために、イタリアのボローニャに行ったときに、バージルさんと出会いました。

バージルさんはアフリカにしばらく暮らしていましたが、現在は帰国し、子どもの教育や絵本、音楽などに関わる活動をしています。

今回、シュナウザー・マルチーズ・プードルの白いミックス犬を家族に迎えてくれました。

「マル」という名前をつけてもらい、みんなから可愛がってもらっているそうです。

本当に嬉しいです。


以前も少し書きましたが、私が定期的に通っている犬猫の施設は、長期預かり・生涯預かりを主に、低料金で運営しているペットホテルです。

この中で、譲渡対象になる子たちは、長期間料金未払いで連絡も取れなくなった飼い主の犬猫たちです。信じていた人から見捨てられた犬猫たちです。

だからこそ、次は必ず幸せにしてくれる人にしか、この子たちを渡していません。

幸せにしてくれる人とは、迎えた命を大切な家族として、一生愛を持って接してくれる人です。

犬や猫なら、上手に過ごすことができれば20年一緒に暮らしてくれます。

うさぎも10歳を超える子もよく見かけるようになりました。

もっと小さな命だって、数年側にいてくれます。

人の一生で考えてみれば、数年後、10年後、20年後、今の状況と同じなはずはありません。

転職もあるでしょう。

引越しもあるでしょう。

病気にもなるでしょう。

結婚して、子供も産まれるかもしれません。

新しい命を迎える前に、考えてほしい。

その時、「時と場合によっては手放してしまうかもしれないな」と思う方は、どうか命を迎えないでいただきたいと思います。

「私は絶対に迎えた命を手放したりしない」という方、お金をだして命を買うのではなく、ひとりぼっちになってしまった保護動物たちを是非、迎えてあげてください。

しかし、気持ちは十分あっても、突然の事故、災害、病気…などで、最後まで一緒にいたくても叶わない時がくるかもしれません。

そんな時のために、大切な家族を託せる場所を探しておいてください。

どんな変化があったとしても、一度迎えた命は最後まで愛を持ち、一緒に大切に生きて行ってほしいと思います。