素人の意見はドンピシャリ

こんにちは。

昨年の秋に日本に滞在していたときのことを思い出した。

ある演奏を聴いていて、何が自分の演奏と違うんだろう、、、とぶつくさ言ってる私に向かっていきなり

母が言った。

◯×があるからじゃない？

もう心臓止まるほどドキッっとした指摘。

素人の意見は的をついている時が多い。

うちの両親は全く音楽はわからないので〜なんていうことを私も言うときがある。

でもね、実はそのわからない人の意見って本質を聞き分けることが専門の人よりもある、と思う。

うちの両親の音楽素人とはまた違いますが、昨年春から定期的にレッスンを受けてくださっている方の旦那様が、レッスン前と後「ビフォー＆アフター」がすごい面白い、とご本人に言ったそうです。

そう、つまり、客観的に聴く人がわかる変化、ここが成長の鍵、なのではないか？と思います。

もちろん専門家の意見も大切です。

大事なのは専門家だけがわかることではなく、誰が聞いてもわかる成長をするかどうか？ということ。

この方の成長っぷりっと言ったら本当に感心しています。

コンサートを沢山やっている他の生徒さんよりも、その成長度が半端ない。

定期的に勉強をし続ける大切さを彼女から学びました。

ある程度リサイタルやコンサートをやっている人は、意外とその成長度合いが少ないことが多いです。

そういう人はもちろんよく弾けるのですが、変化がない場合が多々あります。

新しい局面をあまり探していないのではないか？と思うことが多いです。

または、イベントに追われて練り込みを感じられない、自分の知っている範囲で全てを片付けてしまうようなインスタントさを感じる時があります。

自分も人のことは言えないです。

一時期、準備時間がたいしてなくてもステージ上に立って演奏していた時期がありました。

今思うとすごい反省しています。

ここ2年くらい、数よりも質(クオリティ)をあげることに時間をかけるようにしています。

そして、今朝！

多分早くて1年、普通に時間をかけて2年、下手したら数年かかるであろうプログラムを決めました。

やりたいことが鮮明になったので、急がずに確実に実現できるよう準備していこうと思っています。

もちろん、それ以外のコンサートもやる予定です😅

ガンバロ😆