インターンシップとアルバイトの違いは?得られることも含めて解説!
最近では1回生からできるインターンシップが増えていることもあり、アルバイトとどう違うのか、そもそもインターンシップを早くからする意味があるのか悩まれる方もいると思います。
今回は、インターンシップとアルバイトの違いについてまとめました。
これから検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
目次
- インターンシップとアルバイトについて
- インターンシップとアルバイトの違い
- まとめ
1.インターンシップとアルバイトについて
まずはインターンとアルバイトについての概要から説明していきます。
(1)インターンシップ
インターンシップとは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のことです。(Wikipedia参照)
もう少しわかりやすく説明すると、学生が興味のある企業などで実際に働いたり、プロジェクトを遂行していく職業体験です。
実際の業務や働く環境の体験を通じて、業務内容や働くことの理解を深めることを主な目的としています。
インターンシップは、企業側も採用においてメリットがあり、受け入れる企業は年々増加傾向にあります。また、大学も推奨している場合が多いです。
1日単位のものから、数ヵ月、あるいは半年~数年の長期のものまであり、通常は大学の春休みや夏休みを利用するのが一般的です。
ただし、長期インターンシップでは、期間が長くなることから、大学の授業が開始されても、空いている時間を活用しながら、インターンシップを行うこともあります。
(2)アルバイト
アルバイトは、期間の定めのある労働契約(有期労働契約)に基づき企業により雇用される従業員または労働者を指す俗称です。(Wikipedia参照)
大きく分類すると非正規雇用と特に相違はなく、その一種として「アルバイト」と称されています。
非正規雇用だと、他には「契約社員」「パート」なども呼称としてありますが、何か決められた区別があるわけではなく、企業がわかりやすいように使い分けているに過ぎません。
基本的には給料は時給で支払われ、どちらかというと目的がお金を稼ぐためとなることが多いです。
2.インターンシップとアルバイトの違い
続いてインターンシップとアルバイトの違いについて説明していきます。
前提として、現在は以前よりインターンシップとアルバイトの垣根はなくなってきています。
インターンシップが出始めた頃は、就職活動の一環として1day~短期インターンシップが選考を兼ねて実施されることがメインであったため、両者に大きく違いがありました。
ですが最近は、長期かつ有給で実施するインターンシップも増えてきているため、両者の違いはなくなってきていると言えます。
それを踏まえた上で、両者の違いについて触れていきます。
(1)任される仕事とそれに対する責任
アルバイトの場合ですと、社員が実際に行わない末端の業務を担当することが多くなります。
例えば、販売業務やレジ打ちやホールスタッフ、そして営業に近いお仕事となったとしてもテレアポや個人宅への訪問営業などが主となるでしょう。
比較的単純かつ簡単なお仕事が多くなりがちです。
もちろんそれでも学べることもあり、それ相応の責任も伴いますが、インターンシップの場合は社員と同等の仕事を任されることが多いです。
インターンによっては、社会人になってもなかなか経験できないような事業創造やマーケティングについての仕事に携わることができたり、営業でもアポイントをとって終わりではなく、自ら開拓先を選定したり営業に同席しながら提案を経験することができるものもあります。
任される仕事やその範囲が異なることによって、責任の大きさにも差が生まれます。
このように任される仕事とそれに対しての責任に違いがあります。
(2)採用に直結するかどうか
学生でアルバイトをするとなると、そのままアルバイト先に社員として採用される確率は低いと思います。
ただし、インターンシップの場合ですと、社員と近しい仕事をすることで、会社との適性を判断しやすくなる傾向があるため、そのまま採用に直結することも珍しくありません。
企業によっては、採用を目的にインターンシップを開催していることもあります。
そのため、採用に直結するかどうかに差があると言えます。
(3)経験と身につくスキル
社会人として仕事をしていくにあたっての経験とスキルにも違いが出てきます。
アルバイトは比較的与えられた仕事を効率よくこなしていくことに重きが置かれる傾向がありますが、インターンシップは自らで考えて生み出す仕事も多いためです。
また、目標を掲げながら仕事をしていくかどうかも経験とスキルに差が生まれる理由です。
アルバイトは目標を掲げて仕事をしていく機会があまりありませんが、インターンシップは目標を定めてそれに向けて仕事をしていく傾向があります。
成果を出すために、より色んな経験をしていくことが多くなるため、経験とスキルにも違いが出てくると言えるでしょう。
(4)期間
期間が定められているかどうかにもアルバイトとインターンシップで違いがあります。
基本的にアルバイトでは、単発や短期のお仕事ですと期間が決められていますが、それ以外の場合は期間が定められていないことが多いです。
ただし、インターンシップの場合は短いものですと1日、長くても半年~1年間と期間が定められている傾向があります。
そのため、何かプロジェクトを組んでその期間内で目標を決めて、それを達成するために試行錯誤して取り組んでいきます。
それが結果に結びつけることができたら自信にもなりますし、就職活動の自己PRとして言えるポイントの1つにもなります。
3.まとめ
今回の記事では、インターンシップとアルバイトの違いに触れて説明してきました。
ただし、働く場所によっても異なりますので、一概には言えません。
どちらがよいか悪いかというのではなく、筆者としてはどちらも経験することをおすすめしたいです。
実際に経験したことは全て自分を形作る上で大事なものになりますし、実際に就職活動を行っていく上での糧にもなります。
もしインターンシップやアルバイト選びに悩んでいたり、相談したいことがあれば、こちらよりお申し込みいただけましたら、ご相談に乗ることもできます。