7月22日 社会の敵ナンバー1(1934年)
2016.07.22 00:38
ジョン・デリンジャーという銀行強盗。
彼はなぜ、「社会の敵ナンバー1」と言われたのでしょうか?
時代は、禁酒法や世界恐慌のアメリカ社会。銀行強盗だった彼は、銀行にいた客からは一銭も奪わず紳士的な立居振舞いと鮮やかな手口で大衆及びマスコミの注目の的となったのです。その事に気が付いたFBIは、逆に「社会の敵、ナンバー1」と評価し、情報提供者、捕らえた者への懸賞金などを出す事にしました。
そして、1934年の今日、映画館から出てきたところを発見され射殺されてしまいました。
発見された大きな理由は一緒に居たガールフレンドの赤い服。自身が経営する売春宿の摘発を恐れた彼女は、事前にデリンジャーと映画に行くとFBIに情報を伝えました。FBIからはあらかじめ赤いドレスを着る様に指示され、その結果、デリンジャーが発見されてしまい射殺されてしまったのです。
あなたはこの記事を読んで何を感じ、何に気が付きましたか?私は・・・仲間を売る。そんな彼女にちょっと残念な気持ちでいっぱいになりました((+_+))
2009年7月に公開されたジョニーデップ主演の「パブリック・エネミーズ」は、このジョン・デリンジャーが主人公となった映画ですよ。
セレンディピティとは、偶然をきっかけに幸せになる能力。
今日も目の前の偶然を大切にして、あなた自身の幸せを掴んでくださいませ。
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