心の花
先日、会の立ち上げ当初から交流をさせていただいている府中『雨宿り~子供を亡くされた親の会』で開催されたアートワーク『パステル曼荼羅画』に参加してきました。
ワーク講師は、『星のしずく』でも『手のり地蔵づくり』で大変お世話になった保坂三智子さんです。
パステル曼荼羅はパステルシャインアートのように、パステルを粉状にして描くカラフルな曼荼羅アートです。
描いたことがあるよー!って方もいるかもしれません。
そのときの心のままに型紙(柄)と色をチョイスして、粉状にしたパステルを指先にとり、紙面直に擦って塗り込んだり、またはパステルそのままで塗り込み、あとは型抜きに合わせて消しゴムをかけていくと完成です。
(完成後は定着スプレーで色を落ち着かせます)
とてもカラフルな色彩が特徴の画ですよね。
ウェブ上でも検索してみれば、一つとして同じものはない素敵作品たちに出逢えます。
それはまるで心模様…『心の花』を紙面に咲かせたようで、今現在の自分発見にも繋がったり。
📷私が描いたこの日の曼荼羅。
亡き娘と一緒に参加する気持ちでしたので、やはり彼女好みでもある明るめポップな色合いになりました。
特に向かって右側のミントグリーン、ミントブルーの画は、亡き娘のイメージです(*^-^*)。
こういう色味が大好きな子でした。
📷一緒に参加した『星のしずく』スタッフさんの作品も画像をお借りしました。
『和』を感じさせるムードがあると思いますが、どうでしょう(^^)。
描く人、その日その時の気持ちにより、唯一無二の『心の花』が咲いたようです。
娘を自死で亡くしてからは、私の心は一度死んだ状態に近くなりましたので、………まさかこんな色彩豊かなアートに自ら向かい、わくわくと色や型を選んだりできるような日が来るなんで、間もない頃は考えてもみませんでした。
事後から三年八カ月。
亡き大切な人たちが繋げてくれた、この世での人との巡り合わせがもたらした優しい時間に感謝しながら、今の私なりに心の花を咲かせることができた、とても良い体験となりました。
ありがとうございました。
自死遺族の集い『星のしずく』でもアート企画として開催する予定です。
詳細については暫しお待ちください。
◆自死遺族の集い◆