言葉選びのセンス
自分のブログなのになに書いて良いか分かんなくて、全然アップしていない記事ばかりがたまっていっています。大したことのない内容だったり、読み直したらちょっと言いたいことと違うかなあって思う事があったり。
過去を振り返るってあんまり褒められることばかりではないけど、ちょっと片付けしてて懐かしい物とか思い出したこととかあったので、今日はそんなことを書こうと思います。
自分が尊敬する人や先輩や恩師は皆一同に、言葉のセンスが良い。
語彙力が多いのはもちろんだが、こちらが分からないような横文字だとか難しい言葉を使うことなく、尊重した言葉選びをされている。話し上手とはまた別次元の部分だと私は思うのですが(口八丁という言葉があるので話し上手イコール言葉選びのセンスがあるとは限らない)本当にすごいなと思いますし、憧れもあります。
絶対に相手を尊重、尊敬、リスペクトした言い方、言い回し、言葉選びをされる。差別的、感情的(マイナスな意味での)、否定的な表現を使われることはまずない。
頭が下がりますし、本当に見習いたいというかマネしたい。
仕事においてもなにか問題やトラブルが起きたときは、問題点を指摘するのではなく、問題点を共通認識として挙げ、解決あるいは軽減に向けて自分はどう動くので、周りの同僚がどう動いてもらいたいか、というのをそれは鮮やかに話したり、提案される。
あまりにスマートな仕事っぷりに、頭が良いんだろうなあって感じさせられます。いや、実際、きっと頭はいいんだと思う。
そして何より、絶対感謝の言葉を丁寧に、マメにされる。
昔のこととか、そんなこと良く覚えていましたね!?と思う、些細なことを感謝してくださる。人間、忘れることの方が多いのに、人柄ってそういうところに出るのかなと思う瞬間。同時に、自分が忘れっぽいところを治したいと思う。感謝とリスペクトの心、大事ですよね。プラスにしかならないって思うので。
前職がまあまあブラックだったこともあって、不満しか言っていなかった時期。「○○してくれない」っていつも主任とか、同僚さんや派遣さんに喚いてた。自分では変えようとか変わるための努力とかしないで「それは上司の仕事だから」って線引きして。もちろん、管理職は管理職の仕事や役割があるけど、自分ももっと協力的に動いたり、自分たちに働きかけたくなるような言葉選びをして上司をサポートできたのに、サボってたなと。退職にあたって集めてた資料を見返して思ったのでした。ま、だからといって戻りたいとは欠片も思いませんけど。
上司にしろ、誰にしろ、相手を小馬鹿にした瞬間から自分も同じ馬鹿になると思うくらいでないと、無意識に調子に乗ったり、正当化しちゃうの、ほんと、気をつけたいです。2年くらい前に短大時代の友達に「嫌いな相手は自分と似てるって思った方が良いよ」って言われて、そのときは「え!?」って思ったけど、その通りだなと思う。
どうせなら、自分がリスペクトしている人に似ているって言われる方がいいなあって思いますし、そういう方から吸収できるところを吸収したいです。
ただ悲しいかな、すぐに全部実行出来るわけじゃないところが悔しい。ちょっとずつ、ちょっとずつ身につけたいです。生きている間、誰かの為に少しくらい役に立ちたいですし、リスペクトした方々が私の手の届かないくらいのすごい人になって欲しいなとも思います。(実際既にものすごく活躍されている方もいて、それを見てるの嬉しい)
今月、誕生日だったので、1つレベルアップしたのと合わせて、せめて人として1つでもレベルアップしたいなと思ったのでした。