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ITプロジェクト、失敗しないために気を付けたい7つのポイント

2020.09.30 07:21

こんにちは!Strategic Design Divisionの黒川です。PIVOTにて営業とマーケティングを担当しています。


PIVOTでは、お客様からご発注をいただいて、ウェブ構築やアプリ、システム開発といったプロジェクトをご一緒する機会が多数ございます。
その中には、稼働中のプロジェクトが上手く進行せず、「どうしようか」とご相談をいただくケースも少なくありません。


皆さまにも「プロジェクトが遅延して事業計画に影響した」「発注先のベンダーがいまいち動いてくれない」「進行を中断してしまった」などの経験はございませんか?

お客様側の課題によって起こりがちな失敗の要因をいくつか挙げてみましたので、ぜひ参考にして皆さまのチーム編成にお役に立てていただければと思います。


ITプロジェクトで気を付けるべき7つのポイント


1、意思決定が遅い

発注タイミングや意思決定のタイミングが遅れることはプロジェクトの開始自体が後ろ倒しになり、事業計画のスケジュールの遅延にも繋がります。

「ぬかりない準備と、意思決定の2つがそろってこそプロジェクトは成功する」の記事にも紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

開発側も「お客様からも連絡来ないからいいや」といったマインドになり、お客様への連絡を怠ってしまうことにも影響しかねません。


2、ギリギリの予算確保

難しいポイントですが、プロジェクトの途中で方向が変わったり、制作や開発に入る段階で「この機能も追加したい」といった要望が出ると、予算にも影響します。

その他の想定外リスクなども含め、ギリギリの予算ではなく、+20-25%程度のバッファを設けておくのがおすすめです。


3、発注先に丸投げしてしまう

発注が完了した後に、発注先パートナーにすべて丸投げ!では、上手くいきません。 
判断や意思決定、方針を決めることに注力をしていただき、発注先パートナーとは信頼関係を築けるようなコミュニケーションをおすすめします。

きっとパートナーのモチベーションも上がると思います!
参考記事:パートナーに任せきりにしない!アプリ開発前に準備しておきたい3つのこと


4、社内のコンセンサスが取れていない

関係部署が多岐に渡るようなケースの場合、部署で意見が分かれたり、急に方向性が変わったり、そのプロジェクトの立ち位置が明確でなかったりすると、進行に影響してくることが多々あります。

「開発や制作をすることがゴール」ではなく、「事業のスタート」となることを軸に、部署間のコミュニケーションをおすすめします。

PIVOTでは、私達のチームが一緒になって、部署間コミュニケーションをとっていくような役割を担い、円滑なプロジェクト進行をしていくサポートプランもございます。

 
5、コストのみで発注先を選定

当然、コストは重要な要素です。が、コストが安い要因を明確にして、納得した上での発注でないと、後に想定外の追加コストが出てしまうことにもなりかねません。

発注先側のスキルは問題ないか?成果物(納品物)の認識相違はないか?
対応項目に漏れはないか?前提条件や制約条件は?

など、「ここまでやってくれると思った」ということがないよう発注前に確認をしておくことをおすすめします。

 

6、必要な成果物(アウトプット)が何かが不明確なまま発注

プロジェクトの過程で、成果物や納品物が何が出てくるか、何が必要なのかがわからないまま進行してしまい、後々で「〇〇ドキュメントは成果物に含まれないのか?」など、発注先も困ってしまうケースがあります。必ず発注段階で、成果物・納品物・必要なアウトプット・ドキュメントなどは何が必要か?を確認して依頼をしましょう。


7、プロジェクト自体の方向性が不透明

そのプロジェクト自体が「何を持って成功」となるかが曖昧だったりすると、発注先に的確な依頼が出来なくなってしまいます。
発注先側も「お客様が何をしたいか?」がわからないと、ただ制作をするだけ、開発をするだけ、になってしまいます
目的を明確にして、発注先に理解をしてもらうことでいろいろなアドバイスを貰えますので、この点の徹底もおすすめします。

 

大事なのは、進むべき方向と役割分担を明確にすること

弊社でもリカバリーをするためのサポートをさせていただくケースもございますが、上記のような要因が解決されないと同様の事態になりかねません。

まずは、貴社内でのチーム編成や役割分担を適切に行って計画に臨んでいきましょう


新規事業開発や新規プロジェクトチームの立ち上げ、デジタル戦略の策定などのサポートもPIVOTではご支援しております。

どうぞお気軽にご相談ください!


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