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JAPANESE TIP

青森 / ハピたのカフェ

2016.07.22 15:48

【青森県/十和田市/カフェ/ハピたのかふぇ】

十和田市立美術館の近く、アートが点在する、昔からあるお店が息づく商店街にハピたのカフェはある。

子どもを十和田で、地域で育てようと、昔は任意団体として活動していたが、地域の人の集まる場として、手段として、カフェ運営をはじめた。そう語るのは代表の中沢さん。

6年前から近くでお店をしていたが、1ヶ月前にこの商店街にお店を移転してきたのだそう。

子育て支援をしながらカフェ。人の集まる場づくり、などと聞くと、どっち付かずなのかと思いきや、お昼になると、どんどんお客さんが入って来てびっくりした。

ママさんのグループや、学生、そしてサラリーマンまで。

みんなおいしいランチを食べにきている。十和田は土づくり、野菜づくりが盛んで、おいしい野菜が豊富にあるという。その野菜を使って、リーズナブルに定食を提供されている。

メニュー表は絵本になっており、中には定食のメニューから、野菜のまめ知識まで、イラスト共に絵本のように楽しめる。

「子育て支援どーだ、こーだ言ってもおいしくないと」と中沢さんは語る。

そのために商品開発や、フードコーディネートを学び、常に勉強会を開いているとのこと。

メニューは6年前から変わっていないが、変わらず愛されているのだそう。

残飯入れがないらしく、お客さんが綺麗に、そして残さず食べてくれるようで、そのおいしさが分かる。

料理に添加物は一切しようしておらず、ドレッシングまで手作り。野菜を収穫するところから携わっているのださそう。お店には商品としてつくられた調味料や商品が購入できるようにもなっている。

お店では定期的に人が集まる仕組みづくりもされており、お医者さん、管理栄養士、ソムリエによる講演会や、バイオリンの演奏会、理科の実験教室、高校生主宰によるイベントなど。様々な取組みもされている。

そして子ども達もごはんを食べに来たり、相談をしに来たりと、地域の人が、子どもたちが、このカフェには様々な人が集まってくる。

あの子がこーなった。とカフェという場所、手段を通じて子どもの成長も見守れるのだそう。

「これからも子ども達への想いをスタッフや、お客さんにも伝えていきたい」「お店をして、伝え続けていく大切さを学んだ」「そしていずれ子ども達にも伝われば」と語る水沢さん。

名前の由来である、ハッピーで楽しい場所にしたい!という想いがすごく伝わってくるお店。様々な人が集まるハピたのカフェに是非足を運んでみて下さい!

■お店の場所

住所:青森県十和田市稲生町16-43

電話:0176-23-0853