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キリスト教で読む西洋史ー聖女・悪女・聖人・皇帝・市民

新世界より5-先住民との衝突ピクォート戦争

2020.10.01 03:09

アメリカ先住民は皆仲良くするという文化だったため、白人入植者達にトウモロコシ栽培とかいろいろ教えてやった。しかし白人入植者達がどんどん土地を自分のものにしていくので軋轢が増えていく。そもそも彼らは土地を私有するという制度がなかった。

1622年3月22日にはジェームスタウンの虐殺が起こっている。ポウハタン族の酋長ワフンセナコクの娘ポカホンタスと白人の結婚で一時的に平和が訪れたが、酋長の死後継いだ弟は、ジェームス川沿い入植地を襲い、347人を殺害、白人は和平の席で200人を毒殺した。

そして1637年に大規模な衝突「ピクォート戦争」が勃発する。前年7月20日悪徳商人ジョン・オルダムが殺され、白人は犯人の引き渡しを要求したが、ピクォート族は知らないと言ったが、白人はモヒガン族とナラガンセット族と同盟を組んで、ピクォート族を襲撃し、数百人を虐殺した。そしてピクォート族は絶滅した。

しかしその後も白人入植はさらに乱暴になり、残った先住民部族も白人を敵視するようになる。一方入植者達は、対先住民で「ニューイングランド連合」を結成する。

下はピクォート戦争