7月23日 全日空61便ハイジャック(1999年)
2016.07.22 21:46
A機長を刺し犯人自らが操縦したハイジャック事件で、高度200mの低空飛行をし、あわや大参事になるところを救ってくれたのは、その日非番で偶然乗り合わせたB機長。数名の乗客らとともにコックピットに入り、犯人を逮捕し、操縦を代わり解決へと導きました。
この行為、実は当時のマニュアル違反だったのです。本来であればハイジャックへの基本的な対応は「犯人の言う事を聞く」だったのです。
このマニュアル違反の、B機長が取った行動に対し、偶然乗り合わせた日立製作所元会長の川村隆氏は、「緊急事態では自分で考え自分の責任で行動する「ラストマン(最終責任者)」の意識を強く持つようになったそうです。
緊急事態とは本来、想定外なもの。これにどう対応するのかは、自分がラストマンであるという意識を強く持っておくと、良いのかもしれませんね。
セレンディピティとは、偶然をきっかけに幸せになる能力。ラストマンの意識があると、セレンディピティに必要な気づきの能力が高まるかもしれません。
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