The Dispatch 新聞 2014/10/29号
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優秀教員賞受賞
モロカイの先生たちは日々子供たちの為に自分の時間を割いて頑張っています。その中の一人であるモロカイ中学のハワイ語教師、イオラニ・クオハ先生がハワイ年間優秀教員として賞を受けました。
「これは私個人が受けたのではなく、教員全員のものだと思います。私達はとても忙しいですが、その努力が認められたのだと思います。」とクオハ先生は言います。
モロカイ中学の校長、グレイ・デビッドソン氏が、教員たちの日々の努力を地域の人々にも知ってもらおうとクオハ先生をノミネートし、今回の受賞となりました。
デビッドソン氏は語ります。「今の中学が抱えている問題は、私達大人が中学生だった頃とは違います。世界がめまぐるしく変化していく中、子供たちが大人になった時に求められるものも昔と比べ複雑になってきています。」
同僚のリン・ボンク氏は話します。「クオハ先生は放課後はいつも生徒の為に時間をあけ、プロジェクトが進んでいない生徒の為に手作りの夕食を用意して学校に泊まり込むこともあります。彼女はハワイ文化を体現し21世紀に伝える人物。文化を通して子供たちを教育しています。彼女は自費で生徒をモオモミに連れて行き、ゴミを集め、ゴミが海に与える影響についての課外授業も行っている。」
クオハ先生が誰かの人生に関われる事にやりがいを感じると語るように、クオハ氏の受賞を受け、15年前に彼女の生徒だったハワイロア・モワット氏はフェイスブック状で感謝の意を述べています。「もしクオハ先生に出会っていなかったら、今の私はありません。先生はたくさんの生徒たちの人生を救っていると思います。」
現在、クオハ先生はホクレア号のマラマ・ホヌア世界航海に関する論文を書く為、1年間の研究休暇中です。
バレーボールマウイリーグを迎えて
3日間に渡りモロカイ高校で行われた、バレーボールマウイリーグに島中の注目が集まりました。今回の大会は、1989年に飛行機事故で亡くなった選手やコーチの25周忌の記念試合でもありました。4年生のレベッカ・アドルフォさんは言います。「今年マウイリーグをモロカイで出来る事は本当に意味のあることで、光栄に思います。」
一戦目で、ナ・プエオに勝利するも、二戦目でハナ・ドラゴンに敗退。モロカイは3位でシーズンを終えましたが、地域の人達の温かい声援に支えられ、チームが一丸となって闘う事ができました。
今回のトーナメントは特別なものであったため、生徒たちは自主的に壁に“けして忘れない”とピンクの文字を掲げ、ピンクのリボンや飾りで体育館を埋め尽くしました。
シーズンを終えたロウリンズコーチは語ります。「チームの要であった個性豊かな4年生達が、それぞれの進路に進み、チームを離れて行くことを寂しく思います。」
かわいいヒナ
生物学者と専門家がモオモミに集まり、ミズナギドリに識別バンドをつけるボランティアをおこないました。
ボランティアの一人、ダイアン・パイワさんは話します。「モロカイにはこのような貴重な体験ができる機会がたくさんあります。若い人達や子供たちが参加しているのを見ると、モロカイの未来が楽しみでなりません。」
このプロジェクトを率いるのは、野生生物学者のファーン・デュバル博士と、自然管理局員のワイラナ・モウジズ氏。識別バンドをつけることで群れでの生態を追う事が出来ます。ミズナギドリの巣が初めて発見されたのは1999年で、今年は1000個以上の巣が確認されており、中でもモオモミはモロカイで一番巣の数が多い場所。それは、キアヴェの気を伐採し砂丘が広がった事に加え、犬や猫からミズナギドリを守る努力のたまものです。
クロスカントリー栄冠に輝く
シーズン終盤、クロスカントリーのコーチは「男子はマウイリーグで優勝すること。」という目標を立てました。そしてみごとそれを実現。選手たちは今シーズン最後となるかも知れないレースで持てる力を出し切り、その結果5名が11月1日オアフで行われる州大会に出場する事になりました。
モロカイのランナー達は明確な目標を定め、毎回確実にそこに届いています。
来シーズンにはレギュラーコーチも帰って来くるので、この勢いを来シーズンにつなげたいと頑張っています。
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未来の医療従事者をサポートする
アメリカ学生医療従事者育成協会(HOSA)の構成員でもあるジョン・オーナム氏が指導するモロカイ高校のHOSAクラブに所属する約20名は2月の医療関連の大会に向けて準備中。
今年6月、同クラブは6人組のチームは子供の飢餓に関する弁論大会で2位となりました。今度の大会は医療に関する学術的試み、実践、スピーチコンテスト等で構成されています。
HOSAクラブ部長で4年生のルーク・キクカワさんは「大会では同じ志を持つ人達と交流ができ、自分が将来医療に携わる上で何が必要かを学ぶ事ができる。」と話します。クラブの部員は皆、医療関係の職業を希望しています。
マウイ郡医療教育センターは医療関係の職業を希望する学生の訓練や就職活動、経済的な支援をしており、一般の方からの寄付も受け付けています。
チャイルド・アンド・ファミリーサービス新事務所完成
家庭内暴力など、家族の問題をサポートするチャイルド・アンド・ファミリーサービス(CFS)がモロカイに初めてできたのは2008年。その時からずっとクアラプウにある1部屋だけの建物でした。6年が経ちカウナカカイのメインストリート沿いに7部屋ある事務所が完成。カウンセリングに来る子供達のプライバシーが守れるようになりました。
かつてはCFSが相談員が毎回他島から派遣されていましたが、現在は島に常駐。セラピストが地域住民と交流し繋がる事は子供たちの将来の為にとても重要です。
CFSディレクターのニコル・ホコアナ氏は言います。「人々がためらう事なく来られる場所にしたい。未来を変える為に一歩を踏み出す勇気を出して欲しい。」
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エアライフル部マウイリーグで1位に
モロカイ高校男子エアライフル部がマウイリーグで1位になりました。コビー・ニップさんは個人部門でも優勝。州大会でも好成績が期待されます。
「シーズンを通して悪条件の中、選手達はプレッシャーをはねのけ本当によく頑張った。」とコーチのダニエル・イマキュレ氏は語ります。
女子は団体5位、個人ではヒイラニ・カヌハさんが10位となり、カヌハさんは10月28日にオアフ島である州大会に出場が決定。州大会にはハワイ全体から男子60名、女子60名が集まります。
週間イベント情報
日曜 @パドラーズ 15:00~17:00