『ラストレースへの想い』・宇都宮沙紀
4年生にとってラストレースとなる全日本大学選手権(インカレ)が近づいています。そこで、引退前の4年生にブログを書いてもらいました!
各自様々な想いを綴っています。是非ご一読ください!!
今回の担当は宇都宮沙紀(商4・愛媛=今治西)です。
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人生の財産
大学での3年半、本当に沢山の方々に支えられてきたなと感じています。
まず初めに、今までお世話になった方々にお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
私は、早稲田大学ボート部での生活を通して、多くのことを学びました。
私がボートから得たものを5つ紹介します。
まず、「やったことが自信になる」ということです。やる前から諦めず、とりあえずやってみることが大切だと感じました。自信は行動する前についているものではなく、行動した後につくものだと知りました。
2つ目は、「練習に全力で取り組むことが達成感ややりがいに繋がる」ということです。目標に向かって全力で努力することで、結果に関わらず、大きな達成感を得られることを知りました。
3つ目は、「オンオフの切り替えの大切さ」です。勉強するときは勉強、部活のときは部活に集中することで、限られた時間を有効に使えると実感しました。
4つ目は、「信頼関係の大切さ」です。仲間への信頼が大きければ大きいほど、ボートはうまく進むと感じます。信頼関係は、社会人になっても常に大切にし、仕事においても信頼される人間になれるよう頑張りたいと思います。
5つ目は、「自己管理の大切さ」です。自己管理の甘さを実感した経験が何度かあり、自分自身の体調や感情としっかり向き合うことが大切だと感じました。
これら以外にも、数多くのことを学びました。辛いことや苦しいことも沢山ありましたが、それを乗り越えたという経験はものすごく価値のあるものだと感じます。これまでの経験全てが自らの糧となって、今後に繋がると信じています。早稲田大学漕艇部での3年半は私の人生の財産です。
長くなりましたが、最後のレースでは、今まで支えてくださった多くの方々への感謝の気持ちを込めて、全力で漕ぎ切りたいと思います。