第一回 落語一汁一菜
2020.10.01 14:59
丸井の勉強会が派生しまして
二つの会が始まります。
ひとつは曳舟にて。
毎月のネタ下ろしの会。(平日夜)
そして
北千住では
KiKi 千住東の家 で
落語一汁一菜 という会を始めることと致しました。(平日昼・三ヶ月に一度の予定)
本日は北千住の一汁一菜の開催。
10/1は私の入門日であり、
前師匠・三寿のおかみさんの誕生日であり、
古今亭志ん朝師匠の命日であり、
中秋の名月の日。
市寿として数えで一歳、
だから市寿一歳?
これは高座で言い忘れたのでここに書いておきます 笑
場所の雰囲気がとても良く
アンケートで頂くお客様の声も好印象!
普段は貸しスペースのほか、
茶寮として、お茶の提供もされております。
詳しくはHPをご参照ください!
一、牛ほめ
一、やもり (新作ネタ下ろし)
仲入り
一、鹿政談
今回の挑戦はやはり新作ネタ下ろしでした。
とある依頼を受けて作り始めたのですが、
今日がお客様の前での初演。
制作過程では色々悩みましたが、とある師匠の言葉で吹っ切れました。
「どんな古典も最初は新作。その、古典を作るのは時間や周りの認知だ」
だったら、〜風に作るとかのカタチを意識するんじゃなくて、
ただただ言いたいことや自分の感性で楽しく作ってみようと思って書いたのが
今回の「やもり」でした。
アンケートでも色々な角度からご感想を頂き作る面白さを感じました。
今後調整を加えて、
「やもり」ちゃんを大きくしていこうと思います。
10月に入って
GO TO〜キャンペーンも各種始まり
世の空気も前向きに。
高座の機会も増えて参りました。
毎回の高座、
そして毎回の稽古、
で
未だ気がつかぬ「何か」に
手を伸ばし、
転ぶ、立つ。
この繰り返しです。
七転び八起きか
七転八倒か
未だ見ぬ未来へ、
一歩一歩、
一汁一菜。