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マンスリーライブの前に新宿

2016.07.23 06:51

今日のマンスリーライブの前に、新宿に来ました。

来たのは新宿住友ビル。

まずは展望フロアに。

51階の展望フロアからの景色は絶景。


思わず高所恐怖症なのを忘れてしまいます(笑)

そしてそのまま同じビルの「えぞ料理 ユック」にてランチ。

石狩汁や熱々コロッケもついた海鮮丼ランチをいただきました。

今日新宿住友ビルに来たのは、この平和祈念展示資料館で行われた瀬田ひろ美さんのひとり芝居を見に来たためでした。

瀬田さんは川口にある劇団キンダースペースの主宰の方で、吹替えなどでもご活躍されている方。

そんな瀬田さんのひとり芝居は苗村富子さんが満州でソ連軍の侵攻によって、命がけの逃避行をして、日本に戻った時のことを描いた「平和の礎」をもとに作られたものです。

三脚の椅子は苗村さんの心に寄り添う夫や家族。

ともに寄り添い、心に大事に置かれていたその絆も戦争、そしてこの壮絶な引揚げによって次々に朽ちてゆく。

その心の空しさや哀しみを表す気力さえ辛い体験の中で削がれていた事が伝わってくる。椅子をそっと倒す瀬田さんの姿になんともいえない虚無感を感じた。

苗村さんはひとり帰国出来たのだが、手記を書けるようになるまでにどのような心の葛藤や揺れが襲ったのかと想像してみたが、決してその想像には敵わない数多くの闘いが、生きて帰った彼女にはあったのだろう。


身近な人が目の前で亡くなる。そんな経験は戦争ではないが自分にもある。

僕は今も心の底から癒されたわけではない。

今も夢に見るし、うなされ、あの頃も今も自分の弱さに情けなくなる。

最近もテロなどが世界で数多く起こり、決して平和とは言い切れない世界だ。

満州で苗村さんが戦争に満州は関係ないだろうと思っていたそんな気持ちが裏切られたように、自分たちにもそのような危機が襲わないとも限らない。

そう考えると、とても怖い。

だからこそ戦争の痛み、戦後も戦争の爪痕に苦しむ人たちがいたこと。

戦争が続いているかのような経験を長らくしながら、それを乗り越えてきた人たちの声を今一度聞いておきたい。

改めてそう思うのでした。