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仏面竹(ぶつめんちく)

2020.10.02 02:11

https://www.taketora.co.jp/diary/2013/11/post-2400.html  【仏面竹(ぶつめんちく)】 より

竹の種類は日本国内だけでも何と600種あると言われちょります。世界で見たら1300種ですきに、竹と一口に言うても実は、なかなか沢山あるがです。そもそも皆様は竹と笹の違いが分かりますろうか?普通の竹は背丈が高く、熊笹など見ても分るように笹は背が低いので稈の長さで竹と笹が分けられると思われがちですが、実は、背丈の低い竹類もあれば背丈の高い笹もありますぞね。

昔はオニギリなど包んだり、精肉店の包装にも使われちょった竹皮。竹虎では竹皮草履として皆様にご紹介しちょりますが、この竹の特徴的な一つでもある竹皮での分類も考えられます。竹は成長の過程で竹皮が全て無くなりますが、笹はずっと一生涯、竹皮が付いたまま...。けんど、この分類の仕方も竹皮の付いた竹もあれば、竹皮が全て落ちてしまう笹もあるそうで竹と笹の線引きだけでも明確には出来てないがです。

この仏面竹(ふつめんちく)と呼ばれる竹にしても、竹林に分けて植えられちゅうのを教えて頂いたら知ることはできますが、亀の甲羅のような形になる亀甲竹(きっこうちく)とソックリちや。こじゃんと似ていて実際に山で見かける事かあったとしたら、もしかしたら区別がつかない事もありそうですぞね。

亀甲竹と言うたら有名なものは、水戸黄門さんが旅の道中で使う竹杖がそれですけんど、仮にあれが仏面竹やったとしても、はたまた別の布袋竹であっても、それぞれに竹の独特のコブが出来ちょりますので、黄門さんが使いやすいと思うたらどれでもエイかも知れませんぞね。竹の専門家としての知識は必要やけんど、自分は学者でも研究家でもないがです。それが誰のためなのか、ぎっちり(いつも)自分に言いきかせよりますぜよ。


https://bjjapan.exblog.jp/2609351/ 【亀甲竹(キッコウチク)と仏面竹(ブツメンチク)】より

この写真は亀甲竹なのか仏面竹なのか・・・京都市洛西竹林公園で初対面した時には本当に驚きました・・・。

いろいろ本やネットで調べてみたのですが、この2種は結局は同じ種類のようです。

一般的には節の盛り上がりの差異で区別してきたようですが・・・写真で見る限り凸凹が大きいほうが亀甲竹といわれているようです。

でも・・・それは見る人によって違うということですよね・・・・・・

難しい・・・(^^ゞ

もともとは孟宗竹からの突然変異から生じた変種のようです。

この両者・・・異なる変種とみなすのにはムリがある・・・と、この本には書かれています。

そして両者の違いは、生育環境、個大差によるものとも・・・。

「竹・笹図鑑」 著者 内村悦三より

ますます難しいですね。。。この亀甲竹は水戸のご老公・・・

黄門様の杖に使われたとか・・・ならば、竹の名前は・・・カメの甲羅のような亀甲竹の名前方が似合う気がします。

仏面竹と言うのは・・・仏の顔・・・と言う意味なのか・・・そう言えば考えたこともなかった・・・。

それにしても・・・子供がふたり・・・

ひとりは大金持ちのお嬢様、もうひとりは貧乏な家の娘・・・・。

生育環境・・・そういうことなのか???違うのか???

やっぱり・・・ひとつの呼び名で・・・

いいんじゃないのかなぁ・・・(' ' ;)ウーン。。ooO○

竹の種類分けは・・・これひとつとっても、すごく難しそうです・・・。

これから少し竹について書いていこうと思います。

ちょっと・・・図書館で竹の本を借りたからと言って~(笑)


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%81%E3%82%AF 【キッコウチク】 より

キッコウチク(亀甲竹)はモウソウチクの突然変異で、稈の枝下部分の節間が交互に膨れており節が斜めとなった竹である。

解説

節が亀甲状に稈が連鎖した特異な形状をもち、観賞用に植えられる。開花は希少であり、日本国内では2017年時点で、1966年の京都市下京区の例と、2017年9月の伊東市の2例しか記録されていない[1][2][3]。後者の例は伊豆シャボテン動物公園が1959年の開園に合わせて1株を植えたものであった[2][3][1]。

キッコウチクの別名にブツメンチク(仏面竹)があるが、これを隆起が大きい別品種として区別する場合がある(そのときの学名はPhyllostachys heterocycla f. subcombexa Miatsum)。

また似た特徴を持つ種としてホテイチクがあるが、これは大型のモウソウチクの変種であるキッコウチクに比べるとかなり細く、直径3~4 cm、稈の高さは3~5 m程度である。

キッコウチクは宮崎や京都に多く[1]、京都では火であぶり磨き上げた製品を京銘竹と称し、京都府伝統工芸品の一つに指定されている。キッコウチクの加工品は主に床柱・花器・結界(茶道)などである。

ちなみにテレビドラマの「水戸黄門」に登場する水戸光圀の杖はキッコウチク製である。