アマビエみくじ 授与のお知らせ
疫病退散の願いを込めて、今年6月中旬より授与している「アマビエみくじ」についてご紹介します!
「アマビエみくじ」はその名の通り、妖怪 “アマビエ” をかたどった陶器製のおみくじで、下部の紐を引くと中からおみくじが出てきます。とても可愛らしくデザインされていますので、自宅へ持ち帰ってお飾りいただいても良いかもしれませんね。そのつぶらな瞳に疫病封じのご利益があるとか…ないとか…!?
大変ご好評をいただきまして授与開始当初は品薄状態でしたが、現在はいつご来社いただいてもお引きいただけます。当社のアマビエたちは、しっかりとソーシャルディスタンスを守って皆様をお待ちしておりますので、疫病退散・悪疫鎮止の願いを込めて是非お引きください!
Twitterでは、ソーシャルディスタンスを守って並ぶその健気な姿に、多くの反響をいただきました。
アマビエとは
古くから日本に伝わる妖怪で、海中より光を発するなどの怪奇現象を起こし、豊作・疫病についての予言をしたとされています。江戸時代の瓦版には、アマビエが現在の熊本県の海に出没し「私はアマビエと申す者。今から六年の間は諸国で豊作が続く。しかし病も流行する。早々に私の姿を写して人々に見せなさい。」と言ったと記されているそうです。
アマビコという似た妖怪も存在するそうですが、アマビエとアマビコは「エ」と「コ」を書き間違えたことによる同じ妖怪だとする説もあるんだとか…。
このアマビエが今年になり、新型コロナウイルスの早期終息を願う人たちによって拡散され話題となったのは記憶に新しく、その独特な容姿からアマビエに魅了された人も多かったのではないでしょうか。
日本の神々が古くより、幾度となく疫病退散の願いをお聴きくださったのは『古事記』や『備後国風土記』の古典からも明らかです。昨今の世界的な危機において、私たちが祈る姿も、アマビエなる奇妙な妖怪に疫病退散の願いをかける姿も、きっと神様たちは寛大な御心で見てくださっているのではないでしょうか。
授与期間は未定ですので、お求めの方はお早めにご来社ください。