子供の怒りを通しての赦し 2020.10.05 03:35 先日は、久しぶりに子供が私に怒るという出来事がありました。それは、子供が購入した靴の箱を私が捨ててしまい、子供の足のサイズが合わなかったので返品したいと思ったのに箱がないため返品が出来ない…それによって、「なぜ、直ぐに箱を捨ててしまったのか?」「無駄な買い物をすることになった」「本当にだるい」という言葉を使って、終わってしまったことに対して怒りをぶつけられるという事がありました。心の中を見つめると、自我は「あなたがもう箱は必要ないって言ってたから捨てたんでしょ!!」「なぜ、私がこんなに責められなければいけないの!!」という思考と共に、怒りと悲しみの感情が出ていることを認識しました。そして、自我はその出来事によって兄弟の必要を満たしてないので、私は愛されていない…と信じています。そして、悲しみや怒りの中に浸りたいと望んでいます。ですが、聖霊からのインスピレーションでは、「そこには原因は無い」と教えて下さいます。私の心が自我と同一化して、分離感(罪悪感)を通して世界を見なければ、 例えそのような現象が起こっても、怒ったり、悲しむという事は出来ないのです。ですから、心が平安でない理由は、外側の子供や現象の中にあるのではなく、私の心の選択によって、神・聖霊を除外し間違った心で世界を見ていた…という事なのです。ですから、自我の外側の兄弟や現象を利用して、分離維持を保持したい…という欲求をしっかりと見つめながら、光に捧げました。すると、思考・感情が消えてゆき、心に穏やかさが取り戻されます。子供とのやり取りを通して、自我の罪悪感(分離感)を訂正することが出来ました。改めて、人生の目的は真実を思い出すために、心を完全に聖霊に明け渡し、聖霊と共に真に見ること。それによって、永続的な幸せという実相世界を生きることになるのだと感じることができました。無限という神の愛の中で生かされていることに心より感謝いたします。