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戦い方を考える

2020.10.02 15:20

過去excelsiorメンバー数名もブログとして書いたトピックになりますが

「いかにして受験を乗り越えるか・自身の目標を達成するのか」

について考察することは非常に重要です。

生徒のみならず、親御様の中にも上記要素を正しく認識されている方は少ない様に思われます。




例えば、受験を例に上げていきましょう。

受験合格達成までの要素の中には、可変性と固定性の要素があります。

固定性とは、変化のない固定された要素であり、例えば以下の例が挙げられます。

・受験までの時間

・志望大学/高校/中学の受験科目

・志望大学/高校/中学の科目配点 など

固定性のため、上記の要素は個人の努力などでは変えようがありません。


一方、可変性とは固定性の逆で変化させることのできる要素になります。例えば以下の例が挙げられます。

・1日の学習時間

・学習方法

・学習優先度設定 など


上記はあくまで一例ですが、一般的に可変性の項目をいかに調整し合格までの道筋を設定していくかが重要となります。また固定性の中には変えられるものもあります。例えば上記ですと志望大学は可変性の要素で、センター試験の結果を受けてはたまた入試直前の実力模試結果を受けてなどで直前で変更されやすい要素になります。






孫子の兵法の中の一文にも

「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。 戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」

という言葉があり、現代語訳するならば「戦わずして勝つ」と訳されます。

学問において、受験せず合格することは不可能ですが、実は受験における合格を掴み取るには学習前のプランニング(受験までの戦い方の策定)こそが孫氏の兵法にあたるのです。


学習を取り巻く様々な要素からいかにして戦い方を策定していくか、ぜひ学習の前に立ち止まり考えてみてください。

そして肝に免じて欲しいのは、「決して計画した通りに物事は進まない」ということです。策定したが最後、終わりまでその方法をやり通すのではなく、ポイントポイントで修正して行かなければいけませんして行かなければいけませんし、方向転換も必要になります。



前回のブログの中に良い言葉がありました。

メンターという言葉です。日本では馴染みのない言葉かもしれませんが、欧米などでは「メンター・メンティー」と言われ適した日本語はなかなか難しいのですが、簡単に説明するならば「師弟」が最もフィットしているかもしれません。


戦い方、学習の仕方を決定していく上で助言をくれ、導いてくれる師の存在は非常に重要となります。そういったメンターとともにぜひ自分のこれからの目標を達成するための戦い方を策定してみてください。



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