冷蔵庫に誓って勝つ!BLACK DIVISION 第7節 1回戦A卓レポート
7/23(土)19:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグBLACK DIVISION 第7節 1回戦A卓の様子をお届けします。
対局者は、起家から順に
村上 淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)
白鳥 翔(日本プロ麻雀連盟)
勝又 健志(日本プロ麻雀連盟)
滝沢 和典(日本プロ麻雀連盟)
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
開始前の成績はこちら↓
前節、白鳥はハコテンのラスを含む、マイナス120の大敗を喫した。
白鳥は、ふがいない負け方をしたとき、冷蔵庫の前で反省することにしているのだと言う。
200以上あったポイントは、いつしか2桁にまで減り、気を抜けば準決勝進出も逃しかねない位置まで落ちてきた。
この最終節4半荘、冷蔵庫に誓って負けられない。
できることならトップを取って安心したい白鳥であったが、先制したのは準決勝進出ラインギリギリの村上。
勝又から8pで12000をアガると、
続く2本場でもポンテンの12000を勝又からアガってダントツとなる。
このままやられるわけにいかない白鳥もオヤ番で反撃。
勝又のリーチに対し、最終手番1つ前で發を引いてテンパイを果たすと、最終手番でアガリ牌まで引いて4000オールを決めた。
すると、白鳥は南場のオヤ番でリーチをかけると、高目ツモウラ2で6000オールでトップをまくる。
再逆転を目指す村上もピンフをダマテンでアガり、オーラスのアガリ勝負まで持ち込んだ。
しかし、このダマテンは村上らしくない。
いつもなら、リーチで白鳥をまくるアガリを目指すところ。これは「慎重」ではなく「弱気」の類に入ってしまう選択だろう。
オーラスでは、そんな村上の失策を咎めるかのように、村上のテンパイ打牌1pを捕えて白鳥がアガり切り、準決勝当確となるトップを決めた。
これに喜んだのは白鳥本人だけではない。
トータルマイナスだった多井が別卓でトップを取り、一時期300近くあったマイナスを完済して、ついにプラスに突入。
準決勝ボーダー村上のトップ逃がしを、モニター越しに喜んだ。
1回戦別卓でラスを引いた3位たろうから、6位柴田まで横一線といった状況で、最終節残り3回を迎える。
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)