遅刻への対応

当院は基本的には予約制の診療所です。

しかし、たまに遅刻なさる方がいらっしゃいます。交通機関やお仕事やご家庭のご都合などご多忙と察しております。

当院でも、同日、次の方が時間をズラしてくださったり、予定がたまたま空いていれば調整いたします。

しかし、遅刻され、予約がいっぱいの状況では、短時間診療にせざるをえません。

先日、遅刻の連絡をいただき短時間診療で構わないと了解をえて診察を開始すると長時間対応を希望された方がいらっしゃいました。

1時間以上、自分のクレームや質問を聞いて欲しいと希望されるトラブルが発生しております。

近日予約を取り直すよう依頼しても、拒否しておられました。

当院ルールを守らず、診察室内の居座りであれば自由診療になりますし、診察室外での居座りは業務上威圧営業妨害にあたります。

時間を分けてくださっている患者さんを前に「警察でも警備でも呼べ」と興奮されてしまいますと、非常に苦慮します。

家族のお迎えも拒否されていたため、最終的には警察を呼ばせていただきましたが、こちらも警察を呼びたくありません。

当院は予約制が基本です。長時間診療をご希望なら予め、時間をお伝えください。20分枠を選ばれ、60分以上に伸ばせません。

予約制以外の診療所もございますので、時間に縛られたくない方はそちらをご選択ください。

「信頼を裏切られた、ショックを受け傷つけられた」と繰り返し語られますと、治療をしたいので、こちらも残念で悲しくなります。

しかし、信頼関係は一方が努力するだけでは築けないものかもしれません。

初診で自傷他害、ルール違反などトラブルを繰り返されると対応困難で転院もありうると予め説明して、協力を依頼しています。

ルールを守られず、他患や当院に迷惑行為を繰り返しなさる方との治療をするための信頼関係は破綻してしまいます。

どうか初診のお約束を守られてください。クレームは、診察とは別に予約時間を短時間お取りいたします。

当院の長めの診察はクレームを述べるためではなく、心理療法を行うためのものです。

感染対策で出来るだけ紙を配るのも自粛しておりますが、アンケートも受付にございますので、お気軽にお声がけください。

＊検温チェックで席を外すしたり電話診療で席を外したりする場合、診察時間から引いて計算しております。

＊予約料のお知らせは出来る限り通院患者さんには職員や医師から説明しております。しかし、キャンセルを繰り返されたり、長期来院されない方には説明しきれないかもしれません。来院前にホームページなどの告知を読んでくださいますようお願いいたします。

＊オンライン/電話診療は、医師の裁量により適応を判断させていただき、安定されている方を基本的に選ぶよう指導されています。

＊ルールを守れない、病状が安定しない方では、医師の判断でお断りする場合もございますので、ご注意ください。

＊処方箋の郵送作業料を支払いたくない方は、オンライン/電話診療は利用せず対面診療をご選択ください。他院のほうが安いなら、転院をご検討くださっても仕方ありません。

今後、遅刻は今まで20分まで可にしていましたが、15分で予約キャンセルとさせていただき、リスケジュールといたします。

処方薬が当日切れる場合、できる限り時間外で対応しますが、既に時間外に予約が入っていると、ご希望には添いかねます。

それで薬が切れる、遅いと薬局がやっておらずお困りのようなら、他院ご受診もご検討ください。

薬が切れるから遅刻される方を最優先にしてほしい、というご要望は混み合っている場合いたしかねます。

予約され、ルールを守り来院される方を最優先いたしますので、ご承知ください。