GS スーパーメガトロン レビュー
2020.10.08 22:46
今回のレビューは、トランスフォーマー ジェネレーションセレクト より、
“GENERATION SELECT スーパーメガトロン” です。
“トランスフォーマー リターン・オブ・コンボイ” 、そしてそのコミック版である “戦え! 超ロボット生命体 トランスフォーマー ザ☆バトルマスターズ” に登場しつつも、当時商品化されなかった
“破壊大帝 スーパーメガトロン” が、
タカラトミーモール日本国内限定ジェネレーションセレクト最新アイテムとして登場しました。
リターン・オブ・コンボイは、1991年に日本で玩具のみで展開されたシリーズで、一応トランスフォーマー Zの続編にあたり、引き続きマイクロトランスフォーマーをメインのラインナップとしながら、タイトル通りに復活したコンボイの活躍を描く物語だったようです。
ただ、当時発売されたトイはすべてサイバトロン側のアイテムに留まり、当然設定されていたデストロン側のキャラクターはまったく発売されずに終わっています。
なので、今回のGS版スーパーメガトロンはファンにとっては待望の商品化ということになるでしょう。
なお、僕はリターン・オブ・コンボイだけでなくその前身のZにも当時まったく触れていません。
スーパーメガトロンはもちろん、スターコンボイもGS版発売までほぼ知らなかったくらいです。
お恥ずかしい・・
それでは、レビューしていきます。
まずはパッケージ。
ジェネレーションセレクト共通のスリーブ付きの渋いパッケージです。
今回のスーパーメガトロンは、一応ボイジャークラス相当となるはずですが、リーダークラス相当のスターコンボイより大きな箱になっています(厚みは若干スターコンボイのほうがありますが)。
なかにはビークル(ジェットモード)の状態で入っています。
武器などはすべて変形に組み込まれているので、ちょっと寂しい感じもあります・・
破壊大帝 スーパーメガトロン
デストロンの新大帝、大帝王ダークノヴァの力により復活したメガトロンです。
ロボットモード
レジェンズ(タイタンズリターン)版ガルバトロンのパーシャルとなります。
かつてコンボイとの一騎打ちに敗れたメガトロンがユニクロンの力でガルバトロンとして復活し、そして今また、そのガルバトロンのトイのパーシャルとしてスーパーメガトロンが誕生する・・なかなか粋な計らいのような気がします。
が、御路地なるのデザインとはかなりの違いがありますね・・
半分以上のパーツが新規造形になっており、上半身はほぼ別物になっているのですが、だったらもう少し近いものにできたのではないか? とも思います。
後述のギミックとの兼ね合いで、折衷案みたいな感じになってしまったのかな?
一方で下半身はほぼそのまま流用されています。
とはいえ、ライバルのスターコンボイに較べればはるかに新規造形パーツも多く、オリジナルの雰囲気にも寄せてありますし、なにより普通にデザインとして上手くまとまっているのでよいと思います。
まさしく、魔改造されたメガトロンという感じです。
背面。
ウイングの処理が少し雑かなぁ・・やりようによってはより設定画に近い感じにできたようにも思います。