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嵐 祥子 | Arashi Shoko

杉本博司 「瑠璃の浄土」展へ

2020.10.03 06:47

先日、暑いくらいの秋晴れの中、友人と『京都市京セラ美術館』の開館記念展へ行ってきました。


美術館の所在地は、市内左京区の岡崎地区。わたしは阪急河原町駅からバスで向かいました。

5系統『岡崎公園 美術館・平安神宮前』で降りるとすぐ、迫力ある平安神宮の赤い大鳥居(おおとりい)が迎えてくれます。


リニューアルされた美術館は、春の新型コロナウイルス感染拡大、その防止のために開館が遅れ、その後も入館制限があったりしましたが、いまは解除。Webで事前予約すると優先入場が出来ます。


瑠璃の浄土展示会場は、新館『東山キューブ』。入場してから少し歩きます。

そのとき、お庭の横を通るのですが、ガラス張りの廊下から見えた景色は「わぁ」と声が出るほどきれいでした。

「写真家であり芸術家である杉本博司氏の作品を観たい」というのもありましたが、新しい美術館に足を踏み入れるワクワクの方が、メインのような気持ちもありました。

会場には写真撮影OKなコーナーもあります。ダメなところと見分けがつきにくいのですが、スタッフさんがそっと近寄り教えてくれます。


作品についても親切に案内してくれる方が多いな、と手厚く感じる展覧会でした。(平日で空いてたからでしょうか…)

観終わったあと、無料開放されている日本庭園へ。


その池にも杉本氏の作品が展示されていて、日本初公開の『硝子の茶室 聞鳥庵(モンドリアン)』が観られます。


実際に茶室びらきにセレモニーがあったそうで、池に浮かぶ茶室、どんな光景だったのかと頭をめぐらせました。

屋上庭園『東山キューブテラス』からもお庭の景色を楽しめます。

京都らしい山並み、東山が見えて、暑くなければゆっくりしたい広場でした。

お楽しみのひとつ、ランチは館内のカフェ『ENFUSE(エンフューズ)』へ。


このカフェは地下一階にあるにもかかわらず、とても明るいです。

高透過ガラスが使用されていて、この建築の見どころのひとつ「ガラス・リボン」というそうです。

まず注文したのは京都クラフトビールの飲み比べセット。『一期一会』と『一意専心』。ビールは味わい深く、おつまみ付きで満足。

平日の12時前の時間帯でしたが、お店の外にはウェイティングが出て、スタッフさん達は忙しそうでした。


メインは『京都の素材のおかずプレート』を注文。たくさんの味が楽しめ、とても美味しかったです。


ビールがあったので頼みませんでしたが、追加でオニギリを付けることも出来ます。

展覧会期間は明日10/4(日)までとのこと。また次に伺えるのが楽しみです。