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海軍は新たなミサイル駆逐艦「チャールズ・P・セシル」を艦隊に迎える

2020.10.03 11:00

 海軍は3日(土曜日)、フロリダ州ポートカナベラルでの式典の中で、アーネスト・キング級ミサイル駆逐艦「USS チャールズ・P・セシル(Charles P. Cecil, DDG-119)」を就役させた。

 「チャールズ・P・セシル」は、海軍に引き渡される68隻目のアーネスト・キング級ミサイル駆逐艦であり、その名は海軍十字章(Navy Cross)を2度受け取った第二次世界大戦中の海軍大将を称えている。セシルは1943年7月6日のクラ湾夜戦(Battle of Kula Gulf)で日本軍に対抗した並外れた英雄として知られている。

 「チャールズ・P・セシル」は、アーネスト・キング級の9艦中4番目の「フライトIIA」で、将来の「フライトⅢ」の要素を搭載したものである。ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(Huntington Ingalls Industries, HII)のインガルス造船所(Ingalls Shipbuilding)によって建造された。

 大西洋艦隊水上部隊司令官のクリスチャン・ハレル(Christian Harrell)少将は、世界有数の規模の大西洋艦隊に幅広い戦闘能力をもたらすこの艦の就役を歓迎した。

 ハレル少将は式典での演説で「『USS チャールズ・P・セシル』は、その最先端の能力が最も必要とされている時期に艦隊に編入しました。私はこの乗組員を非常に誇りに思いますし、勇気、チームワーク、包摂性、そして犠牲のペナントは、この船に乗組する船員たちとともに、さらに高く掲げられていくことでしょう」と述べた。

 「チャールズ・P・セシル」は就役後、姉妹艦である「USS シア(Shea, DDG-68)」、「USS マーフィー(Murphy, DDG-82)」、「USS ブランチャード(Blanchard, DDG-99)」、「USS ジョン・W・トマソン(John W. Thomason, DDG-116)」、「USS フランク・E・エヴァンス(Frank E. Evans, DDG-117)」とともに、フロリダ州メイポートに配属される予定。