束の間の夏休み
新幹線までまだ時間があるなぁ…
そうだ、伏見稲荷大社に行こう!
行って来た!でも、やってもーた、やってもーた、まさかの汗だくスタイル。完全に高尾山の二の舞スタイル。水は持ってたけど、いつもはカバンに無駄にたくさん入ってる手拭いが今日に限って一枚も無い?!暑い…暑い過ぎる…あれ、こんなはずじゃ…足元はサンダル。込み上げて来る笑いを堪えながら頭の上で警告サイレンが鳴ったので、道中半ばで断念しました。無念です。
2016外国人観光客人気No.1ですって。なるほど。行ってみたらちょっと外国かと思っちゃうくらい多かったです。でもこの暑さのせいか、てっぺんに近づくにつれて人がだんだん減って来て、一瞬一人になる時が幾度とあって、やや、なんだ?!この感じ。人がいなくなった時に感じるこのエネルギー。。!!なるほど。いかに人ってのは邪念に包まれている生き物かっちゅうことか。と、かく言うあたしも邪念だらけ。
ちょうど真ん中に着いた所で京都の街を一望。大きく深呼吸してここで泣く泣く下山。次は必ずスニーカーに手拭いと飴ちゃんを持参しよう。
途中の茶屋でラムネを頂く。少し裏手にこっそり行ったら、ちょっと!ちょっと待ってちょっとちょっと、、どー見てもコレ…?!
なんていう出会いもあり。お店の人は知ってか知らずか。こんな所にも神様が。はたまた楽しい自然界のイタズラか?
更に下に行った所でまさかの手拭い見つけて、そりゃポストカードと一緒に買っちゃうよね~。旅の思ひ出。そこでお店の人としばし談笑。一番の話題は、2~3年前から増え続ける外国人観光客対策の話。敷地面積に収まり切らない来場者数、言葉の問題、ゴミの問題、マナーの問題。きっとここからオリンピックに向けて益々加速することでしょう。考えると恐ろしいと言っていました。それでも今日は人が少ないんだそうです。おみくじの中身だってもはや英語、中国語は当たり前。まったく式たりや宗教観はどこへいっちゃったんだろぅねぇ…国はなんにもしてくれないんだよ…と、おっちゃんは私が日本人と分かると待ってましたとばかりに、でも少し残念そうに話してくれました。きっとこの問題は日本だけじゃないでしょうね。世界中の有名観光地は少なからず問題を抱えていると思います。歴史的観光名所はその土地の人だけではなく、世界中みんなが大切にしていかなくちゃいけないもの。自分が外国に行った時も十分な敬意を持って訪れなきゃいけないと改めて。そして小池東京都知事には、これからやって来る東京オリンピックに向かって、もっともっと、海外の方にも同じ日本人にもたくさんの人に来てもらいたいから、だからこうやって今も昔も変わらず大地を護り続けてくれている場所と人々を、ちゃんと守って欲しい!と願った、わたしの夏休み。
伏見稲荷大社。まったく予定はしてなかったけど思い切って行って良かったです。短い時間だったけど、なんだか色んなタイミングを感じました。八百万の神様達と、そして人間のエネルギーに感謝して、また明日から頑張ります!!