感

頭のてっぺんを感じたり、足の裏に冷たい床を感じたり、髪の毛一本一本で風を感じたり、コンクリートの壁が冷たいってことを感じたり、目を閉じて花の匂いを嗅いだり、目を閉じてヴァイオリンの音色を聴いたり、木に流れる水を感じたり、手のひらが温かいことを感じたり、だから手のひらを太陽に透かしてみたり、胸に手を当てて心臓の鼓動を感じたり、背中と背中を感じたり、誰かがそばにいることを感じたり、ひとりだってことを感じたり、目の前に広がる海原を感じたり、両手を広げて宇宙を感じたり、誰かを思ったり、だから、ふと目を開けたその時その瞬間見えるものとか、自分に沸き起こる喜びとか楽しさとか、嬉しさとか優しさとか、悔しさとか怒りとか、色んな感情があることに気付くんだと思う。だから私達は強烈に感じながら生きなきゃいけないんだと思う。Don't think. feel.もっと、強烈に。