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父が教えてくれた「0点」は「マル点」ということ

2020.10.03 21:52



今日、10月4日は

私の父の誕生日です。



今年で61歳になる父は

とにかく心が若くて、

なんなら高校生と同じくらい?


いやそれよりも若いような人です 汗笑





そんな父と私は

似てて、似ていません。



似ているところは


・ポジティブ
・自由人
・運動神経がいい
・歩くのが早い
・断酒している
・ヨットが好き
・スポーツが好き

特に、上4つは

父の遺伝だな、と思います。





逆に、

似ていないところ!


これは得意・不得意を

交えたエピソードでお話しします。




父は絵を描くこと、美術が苦手です。


学校の成績では「2」。


私から見ても

「画伯」の領域です。




対して私は小さい頃から

絵を描くことが好きで

美術はずっと「5」でした。




そんな父は

数学がとても得意です。


中学の頃には学力テストで

「数学県1位」になったとか。




対して私は

数学が大大大の苦手です。



「答えが1つだけ」ってところが

チョット、ヨクワカラナイシ


ホウテイシキトカ

ヨクワカラナイ。


ワタシ「feeling」デ

イキテルカラ。



かたことの日本語になるくらい

苦手です。




なんで父がそんなに数学ができるのに

私はできないのか?


お姉ちゃんに遺伝子が

取られたんだなと思っていました。

(姉は理系なので)





そんな数学に苦労する私。


中学のころ、

明日に数学のテストを控えた私は

父のいるリビングで勉強をしていました。



すると苦戦している私をみて

父がこう言いました。





「テストで0点とってこい!


0点取ってきてもいいぞ!」




私は娘ながら

「おぉ、ほんとに?笑」と思いました。




そして翌日のテストは

0点ではなかったのですが

数か月後のテストで0点をとりました。笑




テスト放棄してませんし

頑張ってやった結果、0点だったのです。





これを父に伝えたところ

「おぉ!そうか!!!!よし!」


となんか嬉しそう。逆に怖い。

すると続けて父は、


「0点って簡単に取れるけど

実際取るには勇気がいるからな!

や、よく取った!」


というようなことを

言っていた記憶があります。





その時わたしは思いました。





「あ、これは0点じゃなくて「マル点」

○印って思っていいんだ」と。




0点って限りなく最低の点数です。


ですが、ちゃんと本人の頑張りが

そこにあったのなら、


それは"ゼロ点ではなくマル点になる"


そんなことを父から教わりました。






私がいつか母親になったとき、

もし子供がテストで0点でも

「マル点」といってあげたいと思います。







今日はお父さんの誕生日。


私はお父さんの好きなプリンで

お祝いしようと思います。






みなさんのお父さんは

どんな人でしたか?