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虎ノ門秋散歩

2020.10.04 13:28

月に2回の通院の為に銀座へ。

昨日なかなか寝付けず目覚めてもまだ眠い。

とはいえ午前中の診療なのでいそいそ朝ごはんの支度をする。

バタバタと朝ごはんを終え、忘れ物のないように準備をして家を出る。


心療内科でいつもの診察。

調子はどうですか?と問われ、穏やかに過ごせています、と答える。

カウンセリングもなく、5分足らずの問診なので、最初はどの先生でもいいと思っていた。

でも、この先生が一番緊張しなくて済むなと気付いてからは今の先生でお願いしている。

特に何があるわけでもないけれど、無関心でも激励でもない対応が、ほんのり心救われる。

今日もちゃんと来れてよかったと思っていると、お会計の際に看護師さんから、12月末で閉院する旨伝えられる。

ビビる。

毎回空いてるな(失礼)と思ってはいたけど、なんということでしょう。

医療機関も色々な余波に揺さぶられているのだな。

諸行無常。

ネガティブに限らず、諸行無常。

諸用で都会を彷徨い歩く。

何かの撮影をしていた。

誰もいないのでひとり野次馬ごっこしてみる。

別の角度から。

TV持っていないので、芸能人に疎い。

大学の同期がTVの制作のお仕事をしていて、大変だという話をよく聞かせてもらう。

一つの映像を撮る為に、本当にたくさんの人が関わっているんだなとしみじみ。

虎ノ門なんとか的なところと思われる。

でかい。

高い。

見上げるとクラクラする。

それにしても本当に人が少ない。

人混みと休日ムードというのが苦手なので、世間様の休みの日は基本的に働いているか近所にしか行かないで生きてきた。

でも土日祝のオフィス街は穴場だな。

良いかもしれない。

ビルの合間、公園というには狭い一角に、気持ちばかしの遊具を発見。

向かい合っているのがなんともかわいい。

幼児がここに向かい合ってばびょんばびょんするのか。

想像しただけでたまらない。

可愛いものも、お子様も大好きである。

プールの監視員をしていた時はよく迷子の子守をしていた。

怒っても泣いても、子供はかわいい。

24時間365日面倒を見ているおかあさんは大変なのだろうけれども。

世界のおかあさんのおかげで、私のようなお子様癒され民は救われている。

ありがとう、日本中のおかあさん。

積み木みたいでかわいい。

さすがに乗らなかった。

大人ですので。

酔っ払っていたら、即座にばびょんばびょんしていたと思う。

絶対。

民家から伸びた木の枝に実がなってた。

ザクロかなあ。

朱色がとっても綺麗。

近くにお寺があって、この数メートルの道全体が、お線香の心地よい香りに包まれていた。

これはやまだだに報告しなくちゃとパシャリ。

キッチンダダ。

今月16日の無善寺ビールの日、だだも出演してくれるので見せようっと。

やまだだ邸での宅飲みパーティーに何度かお邪魔させて戴いているが、だだは本当にお料理が上手。

あと、お料理に合う美味しいお酒をよく知っている。

またみんなで手料理パーティーしたいなあ。

東京は、都会に行けば行く程、街中で木々を見かける気がする。

広い自然を確保するのが難しいからだろうか。

ふと見上げると、ほんの少し紅葉が。

コンクリートジャングルにも秋はやってくるのだな。

何か蹴っ飛ばした!

と足下を見るとなにかの木の実が。

ここにも小さい秋が。


私の実家は山の近くだったので、小学生の頃よく父と日曜の朝に散歩をしに行った。

「じゅん!これ喰えるぞ!」

と剥いて渡された椎の実を疑う事なく食べてお腹を下したり、

「そこから駆け降りてみろ!」

と草むらの小高い丘の上に登らされて急な坂を駆け降りさせられ、葉っぱに擦れた二の腕から血が滲んだり、

本当に父親には散々やられた。

そんな私を見て大笑いする父。

うちの家族は大抵の出来事を滑稽だと笑って片付ける性分。

私にもそのDNAが流れているので、今では良い笑い話。

おかげで打たれ強い人間になりましたよ。

自転車の補助輪を外しての練習中、父が手を離したせいで盛大に転倒。

顔面をコンクリにすりおろされて血まみれの私を見て大爆笑してきた時は、本気で「鬼!」と思いました。

あれは一生ゆるさない。(心の声)

虎ノ門ヒルズ。

せっかくなので立ち寄ってみる。

数年前、職場の友達とこの芝生でゴロゴロしたことがある。

今日はぐるっと仕切りがしてあって、係員の人が入り口に立っていた。

入るのに何か条件が必要なのかな。

人数制限とかだろうか。

話しかけ辛いのでベンチに座ってひとやすみ。

帰りに日比谷野音の近くを通ったらリハーサルらしき音が。

今日はエレファントカシマシがコンサートらしかった。

宮本さんの歌声を漏れ聴きたい衝動に駆られたが、夜までいるわけにもいかないので、潔く帰宅する。

帰宅して腹ペコ。

でも何かきちんと作りたい気持ちだったので、ひじきを煮ておいなりさんを作った。

美味しい。さすが私。

乾燥ひじきを戻すのに、横着してザルの上にあけてそのままボウルに水を張ってのせたら、ザルの目の隙間にはまったまま復元したひじきがかなりいて、ザルからひじきが生えたみたいになってて焦った。

ちょっと面白かったけど絵的にホラーなので写真には収めず。

ひじきはボウルに入れて戻すこと。

また一つ賢くなったね。

夜は中華風焼きそば。

スパゲティを茹でる時に重曹をいれると、なんと中華麺になるのです。

疑わしいかもしれないけれど、本当にビックリするから是非やってみて欲しい。

とっても便利な裏ワザ。

具材をごま油で炒めて、鶏がらスープの素と塩胡椒、麺を入れてさらに炒める。

私はカリッとしたところがすきなので、追いごま油でところどころ揚げ麺風に。

最後にオイスターソースを少し絡めて完成。

御用達、100円ローソンブランドのオイスターソース。

消費量は少ないけど欠かせない系調味料は100ローに限る。

冷凍するために玄米炊いたから少し盛ったけど、お腹いっぱいで食べられず。明日食べよう。

本当に少食になったな。

もうラーメン二郎は完食できない身体になってしまったのか。

無念よのう。

例の手染め毛糸ちゃんを編み始めた。

寝る前に、コーヒー飲みながら編み編みするぞ。

最近夜更かし気味なので、今日はきちんと早寝する。