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四季の企画室 野の 福田商店

<レポート>栗ひろいからはじまる栗ざんまいの会

2020.10.04 06:38

9月26日(土) 「栗ひろいからはじまる栗ざんまいの会」を地元の方のご厚意たっぷりで開催しました。 そのレポートを。来年参加したーいと思うはずですよ。


会場は、

能勢に住む店主でさえ癒される緑多い環境。

そんな素晴らしいご自宅の敷地で

開かせて下さったのは、

クコの森のじぃじとばぁば。

(といえば、わかるかな?)


主催者も、とっても良い時間を過ごさせていただきました。



① 栗ひろい 

栗山まで少し歩き、「じぃじ」が丹精込めて育てておられる栗を拾わせていただきました。桃栗3年。栗は、やっぱり、3年目に実をつけることを目の当たりにしたりなど、栗にまつわる話もたくさんしていただき、栗を十二分に満喫。




② 木べらづくり 

当店の内装を担当して下さった掌家具店の明護(あきもり)さんが、丁寧にレクチャー。好きな木から1本選んだら、安心ナイフで削ったり、サンドペーパーで磨いたり。ほとんど完成に近いベースの木べらに見えるのですが、ここからの1時間が勝負。どのように仕上げるかは、その人次第。すると、個性的な作品ができあがりました!「愛着がわく木べらが出来上がりました」という声。 



↑掌家具店の明護(あきもり)さん。


③ 栗ジャムづくり 

茹で上がった栗を、半分に割ってもらって、スプーンで、ほじほじ。みんなで中身を出していきました。ここからは、地元のお母さん「ばぁば」の出番です。毎年たくさん作っておられる方法で、美味しく作っていただきました。 お砂糖少なめで、湯も少々プラスしてなめらかに。



④ 七輪でパンを焼く

薪パン日々(能勢)がおすすめの栗ジャムに合うパン「能勢産無農薬小麦のパン」「カンパーニュ」を、能勢産の菊炭を使った七輪で焼きました。「使う炭が、なんと能勢の菊炭!そのこだわりに感激」という声や、「炭で焼いたパンって、なんて美味しいの」と感動する人多数。 パンがおいしいからというのは絶対ですけどね(笑)




⑤ ランチタイム

みんなで作った栗ジャムをお皿によそってもらい、作り立ての木べらを使って、焼きたてのパンに塗る。パクリ。おいしいっ!デザートは、乳酸菌を使って育てられたらしい奥ぶどう園(能勢)の「シャインマスカット」、プラムですか?という大きな「クイーンニーナ」。 


「炭焼きで食べるパンもジャムも美味しくて、幸せでした!ステキな企画をありがとうございました」と言ってもらえて、良かったぁ。 




屋外だから、マスクを外せる時間もあり、開放感たっぷり。


さいごは、栗も購入できました。みんな、やっぱり、栗ジャムを作ったのかな。栗ごはん?なんでもOK!栗を満喫してもらえたら。



今年は気温が高いからか、栗がなかなか落ちず。落ちて来てくれて、ほっ。能勢原産の銀寄栗も、たくさん拾わせていただきました。本当にありがとうございます。


八月に雨が少なかったので、小粒が多く、じぃじは、丹精込めて作っただけに泣けるというお話。でも、甘味はいつも以上との噂。


来年は、どんな栗に出会えるでしょうか。

(来年も開催させてもらう気満々、笑)


栗だけではなく、風、音、生き物と、

秋ざんまいでもある半日となりました。


クコの森のじぃじとばぁば、

そして、クコの森のしのちゃん

木べらづくりの掌家具店の明護さん、

そしてそして、ご参加下さったみなさま、

どうもありがとうございました。