【満員御礼!】壱岐星空映画村第一夜
9/21に開催した壱岐星空映画村にお越しいただいたお客様をはじめ、イベントに協力してくださった協賛店、ボランティア、出店者、SNSで応援して下さった皆さまに深く御礼申し上げます。
当日は強い風の吹く中でのイベント開催となりましたが、無事に「奈緒子」の映画上映が終わり、最後に自然と拍手が沸き起こった瞬間に、「いい映画だった。このイベントをやって良かったな。」という想いがこみ上げてきました。
本当にありがとうございました。
少し時間が経ってしまいましたが、当日の様子をレポートさせていただきます。
こちらは開場直前のスクリーン。手作りのガーランドも飾り、お祭りムードを演出しました。風にたなびいてとても可愛かったです。
今回の映画「奈緒子」は駅伝の映画だったので、壱岐アスリートクラブの皆さんに「陸上教室」を開催していただきました。
あまり告知ができていなかったのですが、映画を見に来た子ども達10数名が参加してくれて、動物をマネした体の動かし方やジャベリックスローなど、難しく考えずに楽しむことを壱岐アスリートクラブの皆さんに教えていただきました。
一方、スクリーンの横では、ペン画アーティストこがんちさんがライブペイントの下絵に取り掛かっていました。いったいどんな絵が完成するのでしょうか?楽しみです!!
下絵をマジックで描きだすと子ども達が自然と寄ってきて、僕も!私も!とラクガキ大会が始まりました(笑)
こがんちさんも笑顔で、「一緒にやろーよ!」と気さくに子ども達に声をかけ、みんなで作る一つの作品になっていきます。
18時頃、会場入り口を見てみると、お客さんでいっぱいにあふれているのに驚きました。
正直、イベント告知が2週間前だったので、お客さんが少なかったらどうしようとこの日は内心ドキドキしていました。この状況に実行委員会会長もホッといたしました。
18時を過ぎても、壱岐島はけっこう明るかったのですが、上映前の18時30分頃になると、一気に日が落ちました。
そして、映画上映がスタート。約300人の観客が映画「奈緒子」をそれぞれの想いで観覧していました。
普通の映画館と違って、離れた所では子ども達が遊んだり、話をしたりと楽しそうに過ごす様子もこの映画村ならではかもしれませんね。
コロナ禍で島内イベントもほとんどなくなり、子ども達も色々とストレスを感じていると思います。このイベントを通して、息抜きやストレス発散になったようでとてもうれしかったです。
出店も楽しんでもらったようで、壱岐牛ハンバーガーのキッチンカーには長蛇の列が(笑)
出店のほとんどが完売となり、少しですが地域経済にも貢献することができました。
星空映画村のタイトルどおり、夜空にはたくさんの星が瞬いていました。
私もこの満点の星空に思わず「わぁっ!」と声が出て、自然と空を指さしていました。実物はもっと美しいです。
映画がラストの三浦春馬さんと綾野剛さんのシーンに差し掛かり、こがんちさんのライブペイントもいよいよ大詰めです。
最後のエンドロールで大きな拍手が起こり、再び静寂に包まれました。
17歳の三浦春馬さんの等身大の演技。
そこに何かを壱岐島の皆さんも感じたことと思います。
その素晴らしい才能が失われたのがとても残念ですが、こうして作品を通して、何かを語りかけてくれている気がしています。
三浦春馬さんの最後の主演作「天外者(てんがらもん)」は12月11日から公開だそうですが、天外者とは、鹿児島の方言で「すごい才能の持ち主」を意味するそうです。こちらも楽しみですね。
Twitterでコメントを下さったファンの方の中には、「同じ時間、同じ空を見上げながら、奈緒子を見ています。」とコメントされてあり、”この映画を通して、多くのファンの皆さまと壱岐島民の気持ちがつながった”感じがします。
たくさんの応援やいいね、コメント等ありがとうございました。
こがんちさんの作品も映画が終わるとほぼ同時に完成しました。
大きなクジラは大浦監督。寄り添うクジラは奈緒子。中央でタスキをかけたイルカは壱岐雄介だそうです。
子ども達の描いたイカや動物もいい味を出していますね。猿岩の上に座っているのは、12月に全国で映画上映が決まっている「えんとつ町のプペル」とルビッチです。
こうして、たくさんの壱岐島民の笑顔の中、壱岐星空映画村第一夜はステキに幕を閉じました。
「信じる勇気が、未来を変える。」
また、次回、壱岐星空映画村第二夜でぜひお会いしましょう。
ご協力いただいた「那賀地区まちづくり協議会」の皆様、ご協力ありがとうございました!