『ラストレースへの想い』・後藤雄大
4年生にとってラストレースとなる全日本大学選手権(インカレ)が近づいています。そこで、引退前の4年生にブログを書いてもらいました!
各自様々な想いを綴っています。是非ご一読ください!!
今回の担当は後藤雄大(スポ・小松川=東京)です。
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Grand Finale!!
早稲田大学漕艇部のチーフトレーナーの後藤雄大です。
帰り道にサミットでおやつ買うか、マツキヨで買うものがないかを考えながら埼京線に揺られる日常がもう来ないと思うと寂しく感じます。入学する前の3月からほとんどの時間を過ごした艇庫での3年半は飽きることのない日々の連続でした。
もちろん今日も全日本選手権とその先のインカレへの期待感で胸とお腹を膨らませながらあっという間に過ぎているでしょう。
私は高校ではCOXをやっていたので、すらっとしてモテた?ものでしたが、今となっては体重も60キロを超えていろんなものが詰まっていますね…。体はあの頃に戻りたいなと切実に思ってます。
私たちサポート陣はレースの始まる“2分前”までが勝負です。
そこまでで選手が最高のパフォーマンスができるように準備して、最後は臙脂のブレードが一番にゴールするのを待つだけです。
コロナ禍で行わる私たちのラストレースもやることは同じです。一つでも多くのクルーが目標を達成できるように、そして試合後に笑顔の写真が撮れるように。ここでの生活で培ってきたものをすべて出し切りたいと思います。
私にとってこの4年間は、同期でまた何年後に集まったときにここで過ごした日々を思い出すと延々と語り会えちゃうなと思える最高のものでした。
終わりに、漕艇部での最後のブログになるのでこの場を借りて、ご支援くださっている艇友の皆様、私たちの活動を応援していただいてるすべての方々に感謝させてください。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。これからも引き続きのご支援をよろしくお願い致します。