肺がん脳転移治療おしゃべり会
今日はワンステップしゃちほこさんが開催するおしゃべり会のご案内です。
11月21日肺がん脳転移治療おしゃべり会
・・・・公益財団法人正力厚生会の助成事業
脳の専門家で脳腫瘍の治療戦略を長く経験され、最先端を走られている静岡がんセンター 脳神経外科の三矢幸一先生ご講演
「新時代の肺がん脳転移治療 〜脳転移とうまくつきあうために〜」
◇プログラム
13:00〜13:30 ZOOM受付
13:30〜13:40 開会の挨拶
13:40〜14:30 三矢先生のご講演
14:30〜15:10 質疑応答@事前質問
15:10〜15:20 休憩(この間に、ブレイクアウトルーム作成)
15:20〜16:00 グループ別おしゃべり会
◇参加お申し込み
お申込みの際は下記を記載しメールをお願い致します。 onestep_shachihoko@yahoo.co.jp
記載事項:
お名前(ニックネームは不可)、年齢、在住の県、患者又はご家族、肺がんの種類、脳転移の有無、脳に対する放射線治療のご経験有無、不安・悩み(任意)、事前質問(任意)
※受付ましたら、返信メールをします。数日を経ても返信なき場合は電話にてお問い合わせください
◇企画の経緯
以前、EGFR患者さんにアンケートをしましたら、半分弱の方が脳転移されてました。 又、昨年9月にワンステップしゃちほこの副代表ががん性髄膜炎で旅立ったのを見送りました。 そして、脳転移の患者さんの苦痛を知りました。
①身体的な苦痛(頭痛、運動神経麻痺、失語、視力低下)
②精神的な苦痛(認知症=自分が自分でなくなることへの恐れ、植物状態=意思決定能力の喪失)
一方、脳転移に対する治療は進化してますが、納得して治療を受ける難しさも感じています。
少し考えただけでも下記のような疑問が浮かび、疑問をはっきりさせるために企画しました
◇疑問
下記の疑問に皆さんからの事前質問も加えて、先生にご説明をお願いする予定です。 ※時間の関係もあり皆さんの質問全てに説明できない場合もあります。ご理解をお願い致します。
⑴脳転移の症状
どのような症状ですか? 患者が特に注意して、主治医に伝えるべき症状はなんですか?
⑵脳転移の診断
①MRIで判断するのが一般的ですが、どの程度の間隔でMRI検査をすべきか?
②転移性脳腫瘍が進行するとがん性髄膜炎になると聞いていますが、がん性髄膜炎はどのようなものですか?
一般論では、脳に大きな腫瘍を作らずに、脳や脊髄の表面にごく小さな薄い病変として広がったり、
髄液の中に浮遊すると聞いていますが、理解できません。わかり易くご説明をお願い致します。
③がん性髄膜炎は、MRIと自覚症状と髄液検査を継続的に検査して診断するが、難しい診断とも聞いています。
何がどのように難しいかのご説明と、患者はどうすれば良いのでしょうか?
④髄液検査はどのような検査でしょうか? 何回もできますか? リスクはあまりないですか?
⑶治療
①転移性脳腫瘍が見つかったら、定位放射線治療(ガンマーナイフ等)を行いますが、何個までの転移ならば治療できますか?
脳腫瘍が見つかったら、即時、定位放射線治療(ガンマーナイフ)を行うべきか?、ある程度の大きさになるまでは経過観察ですか?
放射線治療を行う際の判断基準は?
②がん性髄膜炎の治療
・ 全脳照射と聞いていますが、全脳照射をすると認知症の懸念があると聞いてますが、どうでしょうか?
認知症の原因となる海馬を避けて全脳照射をする方法があると聞いていますが、保険適用されていますか?
・がん性髄膜炎の放射線治療は、脳だけでなく脊髄まで行う場合と、脳だけに行う場合があるようですが、どうしてですか?
・全脳照射は生涯に、原則一回だが二回行う場合もあると聞いていますが、どうでしょうか?
③薬物治療
抗がん剤と分子標的薬で脳転移に対する効果が異なる聞いてますが、どうしてですか?
又、脳に手術や放射線治療を行うと、薬が脳に奏効し易くなるとも聞いてますが、どうでしょうか?