Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

乳がん術後リハビリ&セルフケア スタジオ 〝to be〟

1周年イベント報告

2020.10.06 08:33

 まだ晩夏の名残を感じる少し暑い陽気の10月4日の日曜日、横浜駅から程近いブルーコンパスで〝to be〟1周年のイベントを行いました。

 イベントの主役はあくまでも参加者の皆様お一人お一人✨

自分をいつもと違う角度から見つめる時間になりますように…と開会しました。

 コロナ禍での開催につき、以下を留意して対面とZoomで実施いたしました。

①入室時の手洗い・除菌、マスク着用

②定期的に窓を開けて換気

③食べ物は禁止、飲み物は持参したもの

④蜜にならないような配置

装いが心に与えてくれる力』菊原亜紀江さん

★悩んだ時は「ひとり脳内会議」

いろいろな自分と語り合う。今のままで良いの?

★共感してくれる人に心の内を聴いてもらう、感情を押し込めない、自分を騙さない

★失ったものを嘆くのではなく装いで解決

 →この日の装いにも工夫

 全摘した右胸の皺が気になるので肩パッドと右の身ごろの裏を厚くすることでカバー

★装いはその日お会いする人へ思いやりや敬意を表すもの

★Make me happy! 自分が幸せにあるためにはどうしたら良いか。迷っても良い。

自分はhappy!!

健康的に血色をよく見せるパーソナルカラーを知る』土肥里美さん

★パーソナルカラーとは生まれながらに持った肌や目、髪の色素に調和して見える色。

★色と自分の色素の調和とは、チェックドレープの色を胸元に当て①色相②明度③彩度で自分の似合う色の軸を捉えていく。

調和することによって➡︎フェイスラインが引き締まる、立体的、明るくなる、瞳の印象アップ、髪を艶やかに見せる効果もある。

★ファンデーションの色選びについて

以下をポイントに自然と肌を明るく見せるファンデーションを見つけていく。

① 色味をみる(ピンク肌色、ナチュラル肌色 オークル肌色)

② 明るさを見る(明度が高めか、真ん中ぐらいか、暗めか)

③ 時間を30分から一時間はつけて、ファンデーションの水分が飛び、なじみが出てから判断する。時間をおかないと艶やかで似合って見えてしまう。



時間栄養学入門』中野かおるさん

★朝食に穀類、特に炊き立てのご飯を食べることで末梢時計の針を合わせる

★朝食と昼食で食物繊維を摂ることで中性脂肪や血糖値の上昇を抑制

★タンパク質は朝昼夜均等の方が筋合成が高まる

★DHA・EPAを豊富に含む魚油(特にマグロ油)は朝食に摂取することで中性脂肪やコレステロールが改善

★朝食にリコピンを摂ることで抗酸化作用

★朝食にセサミンを摂ることで脂質代謝改善効果

★夕食時のカテキンは血糖値の上昇抑制

★乳がんと時間栄養学について

20年以上夜間のシフトワーク、21時以降に食事をとる人は乳がんの発症リスクが高い。

★いつ食べるの?朝でしょ‼︎

 セミナー後は会場の2グループ、Zoomと全体を3グループに分け、講師がそれぞれのグループを回りながら質疑応答タイム。

今抱えている悩みを直接質問できる時間はとても充実した時間となりました。 

 最後に私事となりますが、、、

20年近く前の話となりますが出産後息子を失った経験を少しお話しさせていただきました。自分の気持ちに向き合うことを避け、蓋をしてしまった私、身体の傷も大きかったけど目には見えない心の傷の方が何倍も大きくて、私はそこにかなり時間がかかってしまいました。目に見えないものは他の人からはわかりません。そこに自分で気付き、受け入れて心もケアしていかなくてはならないのです。自分1人が感じる特別感、孤独感。

 乳がん経験者の皆さまと状況は違うのですが、どこか心のケアでは通づるところがあるのではないかと感じています。

 次から次に検査、告知、手術、治療と進み、驚きやショックで傷ついた心としっかり向かい合う時間もないまま日常が過ぎていっていませんか。


 自分に突然大きな出来事が降りかかった時、きっと受け入れるまでは時間がかかって当たり前かもしれません。それでもその間に気持ちに蓋をすることなく、自分の心の声を聴き、話したいと思う人に話を聞いてもらったり、感情を隠さず出すことはとても大事だと思います。それには同じ経験をした人の存在は大きいです。to beにはいつもレッスンを共にしている仲間がいます。

決して1人ではありません。


 そしてその大きな出来事の経験は今までとは違う一歩を踏み出すチャンスにもなると思うのです。大きなことをするという意味ではありません。自分の中の変化を生み出すチャンスになるのです。

 私もあの時授かった力が、確実に今の私の原動力となっています。その情熱を今は目の前にいるto beの皆さまに向けて、術後リハビリを通してお伝えしております。


 ちょっと先の自分ではなく、もっともっと先の未来を一緒に描いていきましょう✨

to beの主役はいつも参加してくださっている皆さまです。目の前にいる皆さまとこれからも一緒に〝to be〟を作り上げていきたいと思っています。


 最後に、いつも〝to be〟を支援してくださっている皆様方に心より御礼申し上げます。

引き続き今後とも

よろしくお願いいたします🙇‍♀️



   写真は講師の皆さまと一緒に。

左から私、里美さん、亜紀江さん、かおるさん。