渡仏から2年 “仕事編”
ちょうど2年前の今日、ここラシオタに到着し、新たな生活がスタートしました。
右左何もわからないまま辿り着いた私でしたが、今後の新たな世界でやる気に満ち溢れていました。
そこで今回は入社当時から2年目に突入する今まで、海外で仕事をする上で大切と思ったことをお伝えしようと思います。
ベスト3としてまず一つ目は、語学力。
何か一つ話せる語学力がなければ、生活するのもましては仕事をするのも難しいでしょう。
私も偉そうなことは言えませんが、今までカナダとフランスに住んでいたことがあるという経験、外国人の友達も多かったことから英語を話すのは多少慣れていました。
私の英語は完璧ではないですが、フランス人も完璧ではないのです。でも自分の意見を相手に伝えられるくらいの英語力はあるので、ここまでやってこれたのだと思います。最初の生活をしていく上では非常に役に立ちました。
もう一つはやはりコミュニケーション力。
結構コレは大切。コミュニケーション力といっても色んな事がありますが、ま一言で言うと、「話しやすく、意思疎通が取れる人」といったところでしょうか。
話しやすい人でいないと誰も話しかけてくれず、誰も助けてくれないのです。
これは働く上で日本でもどこでも必要なことですね。
やはり最初は同僚からのサポートは必要になってくるので、このコミュニケーション力がないとやっていけませんでした。
このことを意識して仕事をしてきたつもりは全くないのですが、その力はあったようです。今では皆んなが話しかけてくれる存在になりました。
最後はパソコンが上手く使える人。まーコレは会社内で働く人に限ってなのですが、やはりマイクロソフトオフィスの知識は必須でした。
たまたま就活のためにMOSの試験を受けていて、その資格は世界に共通すると聞いていたのでエクセルのエキスパートとパワポの資格を取得してました。
どの国でもエクセルやパワポ、ワードなど毎日使っていることから手に職!?といったところです。
ただでさえ、言語の部分で遅れをとっているので、このスキルは誰も知らないことを知っていたり、その知識を最大限に活用しているので、自信がより一層ついたし、皆と同様に仕事をしているという優越感に浸れます。
というわけでこの2年間あっという間に過ぎてしまいました。我武者羅に頑張って涙した日も多々ありましたが、今では責任ある仕事を任され、それが自信へとつながって、生きていく基盤となっています。
この9月から会社で出来るだけフランス語を話すように切り替えました。
これからも慎重に丁寧に頑張っていこうと思います。