【TED Talks #12】An ER doctor on triaging your "crazy busy" life
May. 2020 @TEDxNaperville、ER(緊急救命室)医であるDarria Long(ダリア・ロング)氏のTed.talkから。
イギリス人もよく使う、
"crazy busy" (めちゃくちゃ忙しい)
というフレーズ。
ER Dr.として、仕事で常に
Ready Mode(準備万端状態)
が求められる彼女の、
”crazy busy"状態の克服の仕方、
日常でも使える【3 STEPs】とは。
▼STEP1:
to relentlessly triage(徹底的にトリアージすること)
⚫︎ triage ; 負傷の程度による治療優先順位の区分け
Know your reds. (ER室での”red”は、直ちに生命の危険性がある患者を指す。)
Know your reds, and do not let your non-reds distract you from them.
まず、ステップ1として、
自分にとっての【赤=最重要で、対応の成果が顕著に現れるところ】を知ること。
そして、「赤」以外のものに 「赤」の邪魔をさせないこと。(※その為には、「黒:手の施しようがない 患者」のタスクをカットすることも必要。)
▼STEP2:
Step two to go from Crazy Mode into Ready Mode is to expect and design for crazy.Half of handling crazy is how you prepare for it.
“crazy busy”を 想定し、備えること。
(乗り切るためには、準備が、50%を占める。)
彼女の言う、その4つの秘訣とは以下。
①Plan.「計画すること」
②Automate.「自動化すること」
③Colocate.「置き場所をまとめること」
④Ecrease temptations. 「誘惑を減らすこと」
▼STEP3:
Which bring us to the third step to go from Crazy Mode to Ready Mode, and that is to get out of your head.
考えすぎるのをやめること。
And realize that when you get out of your own head, you get out of your own way.
くよくよ考えないようにすることで、
自分が自分の邪魔をする状況を避けられるだという。
その方法としては、
I find it best in the moment to actively put my focus on someone else.
他の誰かに積極的に 心を向けるのが最も効果的なのだとか。
In fact, research shows that when you prime your brain with what is, essentially, compassion, we disrupt that tunnel vision and internal monologue.
You widen your perception, so your brain can actually take in broader information, so you see more possibilities and can make better decisions.
研究によると 脳が”思いやり”ベースの思考になると、視野の狭さや考えすぎが 防げる、とのこと。
幅広く情報を取り入れることで、
多くの可能性に気付き、より良い決断ができる、
という。
ER Dr.の伝える、”crazy busy”の乗り切り方。
上手く実践できたら、
今後もうこの言葉とはサヨナラできる気がする。