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#深田萌絵 - #G11構想 #トランプ の目的は?

2020.10.06 13:29

「 hatena blog - 日蓮正宗のススメ」様より

シェア、掲載。


ありがとうございます。感謝です。


2020-06-04

トランプが【G11】をつくる目的は?


ロシア政治経済ジャーナル


トランプは、G7は時代遅れなので、【G11】をつくりたいそうです。


なぜ??????????????・


★トランプが【G11】をつくる目的は?


全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

トランプさんは、G7に4か国加えてG11にしたいそうです。


▼G7をG11にしたいトランプ


どういう話でしょうか?


<G7サミットを9月以降に延期、4カ国追加も トランプ米大統領


5/31(日) 12:20配信


トランプ大統領は主要7カ国首脳会議を、9月以降に延期する方針を明らかにした(CNN) 

トランプ米大統領は30日、6月に米首都ワシントンでの開催を目指していた主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)を、9月以降に延期する方針を明らかにした。

またG7構成国に加えてロシア、オーストラリア、インド、韓国も招待したいとの意向を示した。

トランプ氏は大統領専用機内で記者団に「G7は世界の現状を反映しているとは思えないので延期する。

国のグループとして非常に時代遅れだ」と語った。


G7は米国、カナダ、フランス、英国、ドイツ、イタリア、日本の7カ国で構成されている。>

トランプさんは、G7に

・インド

・ロシア

・オーストラリア

・韓国

を加えてG11にしたいそうです。


理由について彼は、「G7は世界の現状を反映しているとは思えない」としています。


かつてG7は、世界を牛耳るパワーをもっていました。


しかし、力が衰えてきた。


「世界を運営できる力がない」こと、20年前から認識されていました。


それで1999年からG20の財務大臣、中央銀行総裁サミットが開かれるようになった。


G20とは、G7プラス「ロシア、中国・インド・ブラジル・メキシコ・南アフリカ

・オーストラリア・韓国・インドネシア・サウジアラビア・トルコ・アルゼンチン・EU」のことです。


2008年、リーマンショックから「100年に1度の大不況」が起こりました。


これをきっかけに、G20の重要性が増した。


それで、08年からG20首脳会議が開かれるようになりました。


トランプさんは、「G7は世界の現状を反映しているとは思えない」といいます。


それなら、「G20でいいのでは?」と思えますが・・・。


G20では、ダメなのです。


なぜ?


中国が入っているからです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


トランプは、「中国包囲網を形成するため」に「G11」をつくりたい。


読売新聞オンライン6月1日

<トランプ氏は記者団にG7の枠組みについて「国際情勢を反映しているとは思えない」と指摘した。

議長国として選ぶ今年のサミットへの招待国として、ロシアとインド、オーストラリア、韓国を挙げた。

「G10かG11になるかもしれない」と語り、正式なメンバー国になることへの期待もにじませた。

招待国を交えたサミットに関し、ホワイトハウス高官は「伝統的な同盟国を結集し、中国の将来への向き合い方を

協議することになる」と解説した。>


「中国の将来への向き合い方を協議することになる」

これです。


中国が参加しているG20で、

・「中国からパンデミック賠償金をがっぽりとろうぜ!」

・「ファーウェイをぶっ潰そうぜ!」

・「ウイグル人100万人強制収容問題を大騒ぎしようぜ!」

・「パンチェン・ラマ解放運動を盛り上げようぜ!」

・「香港民主派を支援しようぜ!」

・「皆で台湾を支援しようぜ!」

といった話はできないでしょう?


だから、G11なのです。


▼招待された4国の意図


トランプさんが招待したのは、インド、ロシア、オーストラリア、韓国。

この中で、大喜びなのは、オーストラリアでしょう。

サイレント・インベージョン(静かなる侵略)されていたオーストラリアですが、最近変わりました。

アメリカの営業マンのように、世界中で反中運動を推進しています。

特に、欧州諸国を「反中」に引き入れる外交を展開している。

ロシア。

ロシアは、05年から、事実上中国の同盟国です。

2014年3月のクリミア併合で孤立したロシア。

以後、さらに中国への依存度が高まりました。

ですが、トランプさんは、一貫して親ロシア、親プーチン。

おそらく、「ロシアを味方に引き入れることができれば、中国に勝てる」と理解しているのでしょう。

(リアリズムの神ミアシャイマーさん、世界一の戦略家ルトワックさんは、一貫して「ロシアを自陣営に引き込め」と主張している。)

トランプさんが、ロシアを味方にすることができれば大きな外交的勝利になります。

(そういえば、アメリカは、ナチスドイツに勝つために、スターリン・ソ連と組みました。)

一方、プーチンは、「トランプを懐柔して、経済制裁を解除してもらおう!」と思っていることでしょう。

インド。

日本人は、「インドは、反中、親米だ」と考えているでしょう?

インドと中国には領土問題もあるので、基本その通りです。

しかし、インドは、中ロが主導する上海協力機構の加盟国でもあります。

実際この国は、日本、アメリカ、ロシアといい関係にある。

そして、中国とも、仲が最悪にならないよう、努力しています。

それでも、トランプさんが、インドを自陣営に引き入れることができれば、大きな外交的勝利になります。

日米欧ロ印豪で中国と対峙すれば、圧勝ですね。

韓国。

韓国は、アメリカと中国の間を揺れています。

文在寅は、はっきり中国寄り。

ですが、アメリカとの関係も、良好に保ちたい。

経済的理由も、安保的理由もあります。

さらに、韓国の伝統的な対日戦略は、「アメリカリベラルを味方にして、日本を叩く」ですし。

米韓関係は、韓国が「日韓GSOMIAを破棄する!」と宣言してとても悪くなりました。

それで韓国は「日韓GSOMIAを維持する!」と態度を変えた。

ですが、その後も険悪な関係がつづいている。

文在寅としては、トランプと会って関係を改善したいところでしょう。

一方、トランプは、中国から韓国を引き離して、反中陣営に入れたい。

▼簡単ではない「中国包囲網」の形成

というわけで、トランプは、G11で中国包囲網を形成したい。

しかし、難航が予想されます。

どのような問題があるのでしょうか?

・G7内の問題

G7の中で、特に反中なのは、アメリカとイギリスでしょう。

しかし、ドイツとイタリアは、親中です。

日本、フランス、カナダは、中立的ですが、どちらかというと「アメリカより」でしょう。

一番の問題はドイツです。

超リベラルのメルケルさんは、アメリカファーストのトランプさんが大嫌い。

そして、トランプさんも、メルケルさんを嫌っています。

・ロシアの問題

プーチンは、トランプが登場するずっと前から「自国ファースト」で徹底しています。

彼の目的は、「アメリカに行って制裁を解除してもらうこと」。

見返りは?

なし。

日本は、ロシアとの交渉で苦しんでいますが、譲歩しない、譲歩するフリだけして実質何もしないプーチンと交渉するのは、誰にとっても至難の業です。

・韓国

文在寅がアメリカに行く前、習近平は必ず文を脅すでしょう。

というわけで、「11か国で中国包囲網を作る」というトランプの目標実現は、簡単ではないのです。

▼G11は日本にとってどうか?

これは、「いいこと」と言えるでしょう。

なぜか?

「アメリカが主導して中国包囲網を構築しはじめた」

これは、日本にとってとてもいいことだからです。

思い出してください。

中国は2012年11月、ロシア、韓国に「反日統一共同戦線をつくろうぜ!」と提案しました。

この戦略の骨子は、

・中国、ロシア、韓国で、反日統一共同戦線をつくる

・日本の領土要求、北方4島、竹島、尖閣を断念させる

・日本に沖縄の領有権はない!!!!!!!

・だから日本には、沖縄も断念させなければならない

・アメリカを反日統一共同戦線に引き入れる!

でした。


@全日本国民必読証拠はこちら。

https://rpejournal.com/rosianokoe.pdf

中国の戦略は、要するに

・日米同盟を破壊

・日ロ関係を破壊

・日韓関係を破壊

して、日本を孤立させ、破滅させること。

対する日本の戦略は、

・日米同盟をより強固に

・日ロ関係を強化

・日韓関係を最悪にしない

ことです。

現状、日ロ関係、日韓関係はよくありません。

しかし、アメリカが、日本だけでなく、インド、ロシア、韓国を巻き込んで、「中国包囲網」を築こうとしている。

結果、「日本には沖縄の領有権はない!」と宣言し、領海侵犯を繰り返す中国は、追い詰められていく。

こんなありがたい話があるでしょうか?

感情的には、「韓国、ロシアの参加には反対」という人も多いでしょう。

しかし、大戦略的には、G11はとてもいい構想といえます。



続いてYOUTUBEです。


#米中冷戦 #月刊WiLL #深田萌絵

【再投稿】トランプ大統領がG11構想に韓国を招待したい意外な理由

2020/10/06

深田萌絵チャンネル

チャンネル登録者数 3.76万人

トランプ米大統領が「G7はもう古い」として、新しく3,4か国追加して「G11構想を立ち上げ『韓国』を招いた。一部保守派から反発もあるが、トランプ大統領が韓国を選んだ意外な理由は、『米中半導体戦争』だった。常に冷戦の中心にいるファーウェイ。米中半導体冷戦の背景に関しては、拙著「5G革命の真実」を読んでみてね(^▽^)/

因みに、韓国は完全に中国向きなので、難しいとは思います。


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