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Itochiro's Ownd

DTM ミックス初心者1からお勉(その③)

2020.10.06 16:39

はいどうも、itochirouです曲をミックスさせるのが難しい。

ミックスは、それぞれの楽器の音量やバランスを整えて曲として聴きやすい状態にする作業のことです。

ミックスがうまく出来ていないと曲の良さがが伝わりません。

イコライザーを使ってそれぞれの音の周波数帯域をコントロールしましょう。

周波数帯域のコントロール、EQを使ったミックスのコツについてご紹介します。


大きく分けて3つの周波数帯域があります。

ベースやバスドラムなどの低域

ピアノやギター、ボーカルなどの中域

ハイハットやシンセなどの高域

の3つになります。

これらの周波数帯域を

EQを使って調整してバランスを整えていくというわけです。

EQで処理してないと、低音がモコモコしていたり、高域がキンキンして耳障りだったりします。

イコライザーの処理方法

今回は、特に重要な3つ

ボーカル

ボーカルトラックのEQの処理は、余分な低域をカット。

周波数帯域で言えば、100〜200Hzです。

この状態では、埋もれた感があるので

今度は、高域を少しブースト

2〜4kHzあたりです。

これだけで十分、オケに馴染み、存在感のあるボーカルトラックに。


キック

キックは60Hzあたりがいい帯域になります。


キックを強調したい場合は、この部分をブースト。

高音は3〜5kHzあたりをブーストすると、音色を調整することも。


ベース


200〜300Hz付近がいい帯域に。

ここをブーストするとベースの低音が強化。

キックもこの200〜300Hz付近に低音の成分があるので

重なると抜けが悪くなってしまいます。

キックの200〜300Hz付近はカットした方がスッキリしたサウンドになります。

これはキックも同じです。

キック帯域を活かすためには、逆にベースは60Hz付近をカットするということです。

こういった処理をすることで、低音をまとめることができます。



シンセパッド、ピアノ、ギター(中音域)

音が集まりやすく、ボーカルとも重なりやすい。

中音域はボーカルのスペース600〜800Hz付近をすこし空けておく必要があります。

カットすると、ボーカルとのかぶりを避けることができます。


ミックスの基本は引き算

ここでも、パンニングや、サイドチェインを使うことで、同じタイミングで音が最大にならないので、うまくいく可能性もあります。


それではまた!!