YouTuber・シオリーヌが処女作『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識 』を十二月に刊行
2020.10.08 00:05
【教育報道】 令和二年十二月八日にイースト・プレス(代取:永田和泉)は、「性の話をもっと明るく、オープンに!」を掲げ、性に関する様々な情報を発信しているYouTuber・シオリーヌ(大貫詩織)の初となる著書『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識 』を刊行する。
十月五日より本書を全国へ届ける為のCF企画「性教育YouTuberシオリーヌの性教育本『CHOICE』を全国に届けたい!」を開始。目標金額は三百万円。報道現在で既に半額を達成している。
ネット記事の文中に挟まるアダルト広告やクラスメイトの会話から漏れ聞こえる性的なワード、人気YouTuberが楽しげに話す下ネタ等と思春期を迎える若者達の周りには、性にまつわる情報が溢れている。一方で、性教育が刺激となり、「性的な行為に関心の無かった子どもまで興味を抱く」という考えから、具体的な性教育の実施が阻まれている。
中学校の授業でも性行為については教える事が無いにも関わらず、「性的同意年齢は十三歳」という刑法が存在している現代の日本において、適切な知識を得ずに不安な思いをし、いつも不利益を被るのは若者。性交同意年齢とは、性交するかしないか、自分の意思で決定して同意を示す事ができると判断される年齢。
だからこそ、本当に必要な性の情報を具体的に届ける為の本を制作した。
本書の特徴は以下の三点。
- 身体のしくみから、性的同意、ジェンダまで。幅広いトピックを網羅;妊娠や出産、生理や射精等の身体のしくみに止まらず、具体的な避妊法と選び方、生理用品の種類と選び方、適切なマスターベーション、婦人科・泌尿器科でできる事、パートナとの関係性の築き方、ジェンダの知識等の幅広いトピックを掲載。「SNSとの付き合い方」「自分のセクシュアリティとの向き合い方」等、 家庭で学びづらい話題も解説し、”男の子向け””女の子向け”と区切らず、どんな性を生きる人にも参考にできる内容になっている
- 子どもを”子ども扱い”しない;子ども達への刺激を和らげたいという思いから、性にまつわる情報は直接的な表現が避けられがち。しかし、若い世代に本当に必要で求められている内容を届ける為に、本書ではオブラートに包んだ表現を行わず、具体的な情報を記載
- 大人も一緒に学び直せる(性教育のリカレント);読者層は中高生をはじめとする若者から、子どもに性教育を伝えたい保護者や教職員、自分の為に性の知識を深めたい大人にも、“学び直し”として活用できる。性の話を切り出すのが難しい時に子息・子女へ
画像:㈱イースト・プレス